2007年迄の10年間 うさちゃん用品の充実とうさちゃんと一緒に暮らす事の模索と啓蒙
- 1.隠れ家としてのお店
- 2.うさちゃん用品の輸入と開発
- 3.うさちゃんを診れる獣医さん探し
- 4.純血種のうさちゃんをもっと知って欲しい
- 5.うさちゃんのいる生活を楽しくする為に・・
- 6.うさちゃんをみんなに知ってもらう為のお店
うさちゃんの病気やケアはまだまだ進行形の状態ですが、最近は、いろいろな事が分かってきています。しかし、10年前は未知のことがとても多く、獣医師がうさぎの診療を出来ないことも珍しくありませんでした。
遠くのうさちゃんを診療できる獣医師もいいですが、近くの獣医師にうさちゃんに強くなってもらうことがとても大切だと思っていました。で すから、飼い主の皆さんには、「私たちでうさちゃんを診れる獣医師を作っていこう」、「うさちゃんを獣医師に連れて行こう」と呼びかけていました。
最近、うさちゃんを獣医師に連れて行くことが普通になってきている事がとてもうれしく思います。今、しっぽでは、全国のうさちゃんを見れる獣医師のリストを作成しています。
現在1400件近くの情報があります。獣医師の診療というポイントだけではなく、飼い主さんと獣医師の相性など、書面だけでは問題が起き てしまう可能性もありますので、WEB上では公表していませんが、店頭で尋ねて頂ければ、この情報をお教えできますので、「わたしのお家の近くの獣医さん を教えてください!」と声をかけてみて下さい。
うさちゃんのかわいらしさに種類による優劣はありませんが、容姿・性格・遺伝疾患などを考慮されて作られた純血種のうさちゃんがいて、そのうさちゃんの品評会(ラビットショー)があることを知って欲しいと思っています。
「うさちゃんを診れる獣医さん探し」でお話ししましたが、これとは別の側面で、飼い主さんにうさちゃんを長生きさせるために獣医師に連れて行ってあげて欲しいとも思っていました。
10年前、うさちゃんはペットショップで数千円で売られていることが多く見られました。数千円で購入したうさちゃんを獣医師に連れて行く と購入した金額よりも診療費がかかってしまう為、病気でもなるべく獣医師につれていかない方が多くいたんです。純血種で高い価格のうさちゃんなら獣医師に 診てもらえるという事ではありませんが、うさちゃんをこだわって繁殖させて行くには、当然人件費もかかりますし、その子を飼い主のみなさんが育てて行くに は、やはり費用がかかるんです。ですから、その事を分かって欲しい。真剣に考えて欲しい。純血種のうさちゃんは、大きさ、性格、飼い方が違います。飼いた いと思う方が自分のイメージに合う子を選ぶことができます。(もちろん個体差はありますが・・・)
うさちゃんと生活する時、先ずは無理をしない生活をイメージして下さい。
そして、ご自分の性格やうさちゃんにかけられる経済的なこともイメージして下さい。
そして、その後はお店のスタッフに聞いていただければ、貴方にあった子を探すことができると思います。
「純血種のうさちゃんをもっと知って欲しい」という思いは、
10年前から現在まで続いています。
うさちゃんのいる生活を楽しくするのに絶対に必要な事、
それは、うさちゃんの衣食住が豊かになることです。
10年前は、本当に貧しいうさちゃんの衣食住でした。この衣食住を豊かにするには、うさぎの業界を豊かで健全なものにする事、私たちはそ う考えてきました。うさぎ用品のメーカーに飼い主さんの声を届けること、良い用品や食べ物を作ってもらうこと、そして、うさちゃんはそれを享受できるよう になる・・・こうなって欲しいと思ってきました。
うさぎのしっぽは、一年に一回、うさぎの祭典「うさフェスタ」を開催します。
名称は途中で変わりましたが、2009年で9回目です。飼い主さんとメーカーのコミュニケーション、ブリーダーとブリーダーのコミュニケーションなど、様々なメッセージをのせて毎年企画しています。
こんな活動がうさぎの世界を良くすると考えてきました。
第一回目はささやかでしたが、現在は10000人のうさ飼いが集結するイベントになって来ています。
2009年11月14日(土)、15日(日) うさフェスタ2009 開催決定!