環境に変わったことがないということではありますが、季節的なことだったり、私たちには見えない小さな変化などが重なったりして、発情の行動を見せる条件が揃ってしまったのかもしれません。また、自分の優位性を示していることでもあるのでしょう。興奮している状態が長く続いていることなども、食欲（ペレットの食べ残し）に変化を見せていることもあるかもしれませんね。時期がくれば落ち着くということも考えられますが、怪我などしないように遊ばせるときの環境には気を付けてあげてください。サークルを飛び越えてしまうことも一歩間違えば怪我にも繋がりますからね。無駄に興奮させないためには、ケージから出す時間を制限してあげることなどでしょうが、ケージの中でも興奮している動作を見せるようですから、なかなか難しいところでしょう。気が紛れるようなおもちゃなどがあればそれを与えていただくこと、飼い主さんから気をそらすなどもひとつの方法だと思います。そして、うさぎさんによく言い聞かせてあげることも大切です。気持ちはきっと伝わりますからね。それでも全く改善されないという場合には、最終手段として去勢をするということにもなるのだと思います。去勢したことでも問題行動が１００％なくなるわけではないですが、担当の獣医師とよくご相談いただくとよろしいのだと思いますよ。