今年は昨年に比べて、なんだか気温が低い印象がありますので、北海道ともなると、本当に極寒！といえるようですね。体温が低いことで、体が動かなくなる、食欲がなくなるといった症状が見られるのか、体調が良くないことで低体温になってしまうのか、いずれであっても体温が下がることはとても危険な状態にも陥ります。これは冬に限らずにみられることでもありますので、日頃からうさぎさんの様子をじっくり観察していただくことが重要なのですよね。投薬も難しいことではありますが、頑張っていただきたいと思います。シリンジ（注射器タイプ）を使う場合には、うさぎさんの呼吸に合わせてあげることもコツのひとつです。口の横から差し込んで、うさぎさんの呼吸をよく観察しながら、落ち着いて呼吸を整えたところでゆっくり与えてみるとよいと思います。また、粉薬などであれば、好みの葉野菜などにくるくるっと巻いて、食べさせてあげることもよい方法ですから、お試しいただきたいと思います。さて、口にイボ、タコのようなものが見られているようですね。実際のところ、しっかり見て判断するべきものだと思います。怖がらせてしまうようですが、腫瘍の始まりなどという場合もあるでしょうから、しっかり検査していただくことが重要だと思いますよ。大きさなどに変化がないかなど、毎日チェックしていただくことが大事だと思います。