ソアホックの症状は、その進行状態でも異なってはきますが、わりと多くのうさぎさんが抱える症状でもあるのです。足裏をチェックするには、仰向けに抱っこして確認しないといけませんから、なかなか見てあげることが難しかったり、足裏の毛をかき分けるようにしてチェックしてみないと確認できない場合もありますので、以外に初期の段階のソアホックが見つかることも多かったりするのです。うさぎなどの小動物の場合には、その処方されるお薬が犬猫用を用いる場合も少なくないようです。獣医師に診ていただいて、そして処方されたお薬ということですから、効果は見込めるものなのだと思います。ですが、お薬だけに頼らずに、なぜソアホックができたのかという原因を突きとめて、その原因を取り除いていただくことも必要なのですよ！原因としてあげられるものは、肥満の為に足の裏への負担がかかることや、スタンピング行為を多く行う、生まれつき足底の毛が薄いなどのうさぎ自体に問題がある場合と、飼育環境に問題がある場合になります。狭いケージであまり動くことがなくいつも同じ姿勢でいたり、床が平らで移動するときに足底の同じ場所がいつもあたっていたり、おしっこで床が湿っているなどで不衛生な状態で皮膚炎になりやすいなどです。うさぎの行動や環境に問題がないか見つめ直してみていただいて、原因となりうる点が見つかった場合には、それを改善して下さい。症状の進行具合によっては、OYKグルーミングスプレーで皮膚の環境を整えていただいた後、プロポリス軟膏やキチンクリーム、パナズーバウケアクリームなどで症状の進行が止まったり、改善されたりする場合があります。もちろん改善されることで毛が生えてくる場合も多いにあります。お手入れの最後には、足裏の毛を立たせて、脱毛部分を覆い隠すようにガードしてあげることなども、大切かもしれません。それから、抱っこされることが特に苦手な子などでしたら、何度も何度も身体をチェックされることがストレスとなる場合もあることでしょう。一日一回などとその頻度を決めていただいて、チェックしてあげることも必要なことなのかもしれませんね。