ARBA公認のロップ品種は次の５種類に分けられます。古い順に申しますと、イングリッッシュロップ、フレンチロップ、ホーランドロップ、アメリカンファジーロップ、ミニロップとなります。また、これ以外のいろいろな名称で呼ばれているロップイヤーもいるのですが、残念な事にロップイヤーと様々な種類を繁殖して、繁殖した方やペットショップが独自につけている名称で、種類ではないのです。この５種類は親戚関係にあります。ちなみにホーランドロップは、フレンチアンゴラとネザーランドドワーフを交配し、毛質向上のためにアンゴラ種も交配されているようです。もともと大きなうさぎさんからの改良種ですので、小型化されたホーランドなど、その特徴なども受け継がれています。ロップイヤー全般の性格ですが、環境に適応しやすい図太い性格で、警戒心よりも好奇心のほうが強いともいえるようです。新しい環境にも慣れやすいといえますね。そして自己主張も明確なものが現れるようです。飼い主さんの気を引こうと後を追ったり、スキンシップをねだったり、または飼い主さんを独り占めしたいかのようにやきもちをやいたりすることもあるようですよ。そして縄張りの意識が強い種類ともいえるようです。縄張りを主張している間、なかなかおしっこの場所が決まらないことが多く、ロップイヤーうさぎのおしっこのしつけは、ある程度時間をかけてもらう種類ともいわれているようです。ホーランドに関していえば、多くの個体の性格は温厚で、触られる事をいやがらず手を怖がることが少ないといえます。抱くことが出来る個体も多く、アメリカのペットセラピーなどで使用される種類です。アメリカンファジーロップに比べると自己主張など若干少ないかもしれない。こういった性格の特徴は、やはりその子その子で本当に違ってきます。すべてがそうだともいえないところが多々ありますので難しいですね。一般的な性格の特徴ということで、受け止めていただければと思います。