うさぎのおしっこの色は、オレンジから白濁の白であれば普通の色だといえると思います。ただし、体調などが悪かったりすると濃い色のおしっこが続くことがあるようではありますが・・。うさぎの尿の色は、うさぎを飼い始めた方のほとんどが、最初に驚く事かもしれません。うさぎの場合、完全草食という事、カルシウムの代謝が私たちと違うという事がこのおしっこに驚くような色がついてしまう理由なのです。草には、色々な色の色素が入っています。見た目には緑ですが、赤い色や消化の課程の中で黄色っぽく変わるものなどがあります。この色素が、おしっこに含まれて排出されるようです。子うさぎの時にオレンジ色のおしっこを時々する事は良く知られています。そして白濁したどろっとしたおしっこは、尿中にカルシウムが含まれているからです。うさぎは原産地の食事情と夜間に行動する事が多いという事で私たちよりもカルシウムを摂取しやすい構造になっています。ですから、余分に取り込んだカルシウムは直ぐに尿中に排出されます。そのために白濁したおしっこになるということなのです。うさぎが病気などになり体調が悪くなると、体が酸性に傾きます。こうなるとおしっこのカルシウムは尿中に溶けてしまうので白濁せずに透明になります。多量の水を飲んでないない時に、おしっこが透明になるほうが心配な状態だといえるかと思いますね。どうぞ、一度専門家である獣医師に診ていただくことがよいと思いますね。そして、食事や水などの与え方も見直してみてください。早く飼い主さんが見つかると良いですね。