へやんぽ中のトイレ
生後3ヶ月、お迎えしてから約1ヶ月程度のうさちゃんを飼っています。
ケ-ジの中でのトイレは完璧に覚えてくれたのですが、部屋んぽ中のトイレを布団やお気に入りの場所でしてしまい困っています。ケ-ジの中に戻ってしてくれる事も多いのですが…。
部屋んぽの時間は夜寝る時以外は殆ど放し飼いで、自由にさせています。部屋んぽの時間が長すぎる、部屋んぽスペ-スに布などもこもこした場所があるのは粗相の大きな原因と聞いたのですが、お迎えする前からほぼ放し飼いで飼ってあげたいと思っており、その生活は変えたくありません。
うさぎのおしっこはにおいなども少ないし、されても絶対に困るというわけではないのですが、酷い時は一日に4回もされてしまって、流石にどうにかした方がいいかなと思いました。部屋んぽ中にトイレに戻ってもらう方法や、対処法を教えて頂きたいです。
へやんぽ中のおしっこには、単純に排泄するほかに縄張りの主張としてみせるにおいづけの意味などもあります。ケージから放された環境の中に、自分のにおいをつける必要がある場合や、うさちゃんの習性などからも見られる行為ですので、取り巻いている環境を見直していただきながら、うさちゃんがどう感じて過ごしているようなのかを観察いただくことになります。
今回はへやんぽの環境を制限せずにトイレへと誘導したいということですから、うさちゃんが見せる行動に合わせて対応いただくようになると思います。
布団やお気に入りの場所とある程度決まっているようですが、どんなタイミングでおしっこをしているのか、逆にトイレへと戻っている時はどういった状況なのかを観察して、ほかにどのようなことと関連しているのかを探ってみてください。
布団などは飼い主さんのにおいがたくさんある場所ですので、その場所に自分のにおいをつけてここも自分の場所だと主張することはわりとよく聞かれる話です。布団のほかソファーなどよく飼い主さんがいる場所なども同様です。おしっこされても掃除が簡単になるようにカバーなどをかけていただくことや、その場所にいけることで見られるわけですからここだけはうさちゃんが侵入できないようにするなどの対応になるのではないでしょうか。同じ行動が続いてしまうことで習慣となり、条件反射のようにその場所にいけばおしっこするという様子が見られることも少なくないです。また月齢をさらに重ねることで縄張りの主張としての行動も増える可能性も十分にあります。それぞれの飼い主さんの考え方によって与える環境は変わりますので、今後見られるであろう行動なども視野に入れてお考えいただくことも大切なのかもしれません。お気に入りの場所もどんな場所なのか、そこではどのタイミングでおしっこしている様子なのかをさらに観察いただきながら、見えてくる条件に合わせてできる対策を取っていただくことになると思います。
うさちゃんによっては過ごす環境の中にトイレの場所を決めることも大いにありますので、普段過ごしている縄張りの中(ケージの外)にトイレの場所を決める場合もあります。その場所にトイレを設置する方法もありますが、ただこの場合ケージ内のトイレを使わなくなるケースもあります。おしっこしている場所でトイレの体勢が取れないように場所をふさぎ、においもしっかり取り除いてトイレの痕跡がないようにしながら、ケージ内のトイレへと戻ってくれるようなのかを観察してあげましょう。ケージのトイレを使っている時の条件も再確認していただければ、うさちゃんの行動も予測できるようになると思います。またケージのトイレを上手に使った時に褒めてあげることもよい体験になります。撫でてもらうことやかまってもらえることが大好きな子であれば、褒めてもらえるよう同じ行動を繰り返す様子が見られることもありますので、ご褒美も上手に使いなから試してみていただけるのではないでしょうか。
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