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トップ > うさぎの飼い方Q&A > 思春期 > 攻撃性が見られるようになった
思春期

攻撃性が見られるようになった

ネザ-ランド・ドワ-フ生後2ヶ月半程の男の子です。
お迎えしてから2週間になりましたが、飼い主へ噛みつく攻撃性が頻繁にみられるようになりました。ケ-ジ内に手をいれた時(エサの追加や水換え等)、部屋んぽの為の抱っこ時(ケ-ジからサ-クルへの出し入れ)に低く鼻を鳴らしながら猛スピ-ドで噛みついてきます。撫でようとしてゆっくり手を近づけても逃げる・噛みつくといった状況で何もコミュニケ-ションが取れていません…。 手の甲や指、腕などに血が出る傷も増えてきて少々危険を感じてきたので、今は抱っこ練習や部屋んぽはお休みさせて最低限のケ-ジ掃除のみ手袋を着用して行っている状況です。
ケ-ジ内では木製の小屋の中で静かに過ごしている時間が多く、時々は「バタン寝」も見せてくれていたので飼い主にも慣れてリラックスしてくれていると安心していたのですが…。
もう仲良くなることは半ば諦めています。体に触れるコミュニケ-ションも部屋んぽもさせてあげられない状況を続けるのはウサギさんにとってかなりのストレスになると思います。せめて少しでもストレスを感じず過ごしてもらうためにどう付き合っていけばいいのかアドバイスを頂戴したく質問させていただきました。いつも攻撃的な目で噛みつかれると流石に精神的に辛い気持ちになってきました。

お迎えして2週間ですので、今見せている行動がすべてだと諦めないでください。新しい環境の中で過ごしていることで、うさちゃんの本能にある警戒心が強くでている場合もあると思います。ケージの中のハウスで静かに過ごしている様子からは、その中は自分の場所でリラックスできていると感じているようですから、このハウスの中だけではなくケージの中や、ケージから解放された場所でも安心できるということを、これから時間をかけながら感じてもらえるはずです。
縄張り意識が強かったり、不安や怖さなどを感じていることで、攻撃的な行動が見られることもあります。余計な興奮をさせないように、へやんぽやコミュニケーションを一旦お休みすることはよい判断だと思います。その中でも、飼い主さんの存在を理解してもらえるように、時間がある時にはケージのそばで寄り添って過ごしてみながら、どのような反応を見せるのかも観察いただけます。警戒心や縄張り意識を見せるのか、それともそばにいることを容認してくれるようなのか、ただ一緒に同じ時間を過ごすということでも、うさちゃんの中での気持ちが変化してくることもあります。また、優しく名前を呼んであげることも試しながら、飼い主さんのたたずまいや声などからもその存在を認識してもらいましょう。
そして、体に触れられること、撫でられることに警戒する様子がありますので、こちらはゆっくりと時間をかけながらコミュニケーションを試していただくことになると思います。うさちゃんのペースもありますので、焦らずにチャレンジしていただくことが大事です。
うさちゃんにはそれぞれの個性がありますので、見せる行動は本当に様々なのです。お迎えしたばかりですし、月齢も若いうさちゃんですから、これから成長を重ねることでも様子は変わってくるはずです。切ない態度を見せられると気持ちがへこんでしまうかもしれませんが、自己主張を見せてくれることはうさちゃんが自分の気持ちを示してくれているわけですから、ある意味意思の疎通を図ろうとしているとも解釈できる部分もあると思います。これから様々な気持ちの変化を行動で示してくれると思いますので、ゆっくりと関係性を作っていけるように、うさちゃんを見守っていただきたいと思います。

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