ひと月前からの変化ですので、その前後で何か原因となるようなことがないかを振り返っていただくことも大事だと思います。文面からは、この時期の前に臼歯の不正咬合がみつかり食べられなかったという経緯があります。食欲が戻った後に処置を行っている場合でも、歯の伸び具合でもかわりますがひと月程度で再処置する場合などもあります。牧草を変えて好みを探ったり、環境なども調整されている様子でも元の状態に戻っていないようですから、今の歯の状態をやはりきちんと診ていただくことがよいと思います。実際のうさちゃんを診ていただくことでしか正しい判断ができませんので、ぜひかかりつけの獣医師に診ていただきましょう。
そして、牧草の食べ方も報告いただきながら、糞の状態や体格や体調なども併せてみていただき、歯の状態によることなのか、それとも不調がほかにはないかということを探っていただきましょう。その際に今後の食事内容なども、今のうさちゃんに合った内容を改めてアドバイスいただけるようにご相談ください。
そして室温ですが、27℃程度の場合は湿度も併せて確認いただくことがよいと思います。40～60％程度の湿度であればよいと思いますが、高い室温の場合は湿度が条件を満たしていることが条件でもあります。暑さ対策用品も使用されていますので、その点はうさちゃんも快適に過ごせるスペースがあり、過ごす場所を選んでいるようならばよいのかもしれませんが、今の環境の中でのうさちゃんの過ごし方を観察いただきながら、暑い様子が見られないかもぜひ再確認していただければと思います。またHPの店長のうさぎの飼育講座の暑さ対策の記事には室内の温度管理として紹介しているものもありますので、よろしければこちらもご参照ください。

第21回　夏の室内の温度管理
https://www.rabbittail.com/news/2276