チモシー牧草を食べなくなった
今年の3月に生後半年になるうさぎさんをお迎えしました。最初はチモシ-をよく食べていたので安心していたのですが、5月にうっ滞になってしまいました。その時にチモシ-を食べなかったので、ウィ-トヘイをあげたところ食べてくれました。
うっ滞は改善されて今では元気に過ごしているのですが、それからというものチモシ-をほぼ食べなくなりウィ-トへイばかり食べるようになってしまいました。イネ科だからいいかなぁと思う反面、まだ生後9ヶ月なのにチモシ-を食べなくなるのは不安です…。
ウィ-トへイをなくしチモシ-だけにしても良いのでしょうか?すぐに変えたら食べなくて具合が悪くなりそうでどうすればいいかわかりません…。(いつもはチモシ-:ウィ-トヘイ=5:5で入れてますが、チモシ-には手をつけません)
草食動物であるうさちゃんにとって牧草は欠かせないものです。牧草に興味を示して食べてもらえる環境になるように、食事内容や飼育環境などを振り返りながらそれぞれのうさちゃんに合った与え方を見つけていただくことが大事です。
大人のうさちゃんの場合は、イネ科の牧草のより繊維質が豊富なチモシー牧草を食べてもらえる環境ですと大変うれしいですが、こちらについてもうさちゃんそれぞれの個体差が見られることです。それぞれで好みなどもありますので、飼い主さんの思ったようには食べてくれない場合ももちろんあります。
今回の場合はうっ滞が見られたときに食べてくれる牧草を見つけられて、その牧草をうさちゃんも気に入ってくれたという状況です。ウィートヘイもイネ科の牧草ですので安心して与えられますが、複数の牧草を食べてもらえる環境を作っていただくほうがよいと思います。体調がすぐれずに食の好みが変化するような時でも、複数食べ慣れた牧草があれば、こっちなら食べられるとうさちゃん自らが食べられるものを選んで口にしてくれるようになります。ですので、うさちゃんの好みであるウィートヘイも与えてあげながら、チモシー牧草やほかのイネ科の牧草なども試していただきたいと思います。
併用して与えていらっしゃいますが、食べないチモシー牧草の状態などを確認してみてください。もし香りが飛んでいたり、硬い茎ばかりになっているような場合は、うさちゃんにとっての魅力が少なくなっている可能性があります。さっと天日やレンジでチンして香りを高めてあげたり、硬い繊維のところはつぶしてみる、細かくカットしてみてはどうかなど、牧草の状態に合わせていろいろ試してみてください。牧草の保管状態によってはうさちゃんにとって魅力がなくなっている可能性もありますので、再確認していただくことも大切です。
また、チモシー牧草でも一番刈り、二番刈りなど刈り取られた時期や、産地の違いなどでもまったく異なってきますので、改めてうさちゃんの好みを探りながら食べてくれそうなチモシーを見つけていただくことも楽しいのかもしれません。
当店のHPの店長の飼育講座には、牧草にまつわる講座もございますので、ぜひそちらもご参照ください。
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