通常見られるコロコロの丸い糞と違い、長くバナナ型のような糞が見られたようです。においが強いということと、朝に確認されたことから考えられることとしては、盲腸糞が通常とは異なった状態でみられた様子とも考えられるようではあります。ただ時間が経っている状態とも推測できることや、茶色い染みも見られていますので、軟便が時間が経ったことで硬くなったとも捉えられるようではあります。盲腸糞ではないと考えた場合には、うさちゃんの体内に毛や繊維質などが取り込まれていると糞の形が丸くなりません。換毛期であったり、排泄されているコロコロの糞も毛で繋がった状態などで見られている様子などがある時には、グルーミングのお手伝いを行っていただきながら、牧草の繊維質も取り込んでもらえるように食事内容も振り返っていただくことが大事だと思います。ただ、こちらのうさちゃんの場合は牧草もよく食べるようになっているようですので、取り込む食事内容に変化が起きていることで、消化器官の働きが変化していることも考えられるようです。
気になる点としては、歯を鳴らしながらまどろんでいるという状態が、リラックスしている様子と捉えられるほか、痛みなどを我慢している可能性も考えられると思いますので、うさちゃんを取り巻く環境全体を振り返っていただきながら、不安な様子がある時には迷わずに獣医師にご相談いただくほうが安心ではないでしょうか。