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病気

通院後でも元気が戻らない

初めて質問させていただきます。今年で9歳になるおそらくミニレッキスの男の子と暮らしています。昨晩まで元気にご飯を食べていた子が、朝急にうずくまってしまいました。仕事がある関係で様子見の時間を設けることができず、すぐにかかりつけの病院へ連れて行き、身体検査を受けました。身体検査では口と耳とおしり周りに異常はなく、お腹が少しうっ滞を起こしているとのことでした。背中に栄養を点滴していただいた後、以前服薬したことのある粉薬をいただき帰宅しました。病院から帰るといつも不機嫌そうにベッドの下に潜るのですが、今回も同じような行動をし、しばらく出てきませんでした。今までは何時間かするとご飯を食べるようになり、薬を混ぜた野菜ジュ-スも好んで飲むのですが、10時間経った今もほとんどご飯を食べません。普段私に懐いて暮れているのですが、今は私の顔を見ると震えて、呼吸が早くなります。顔を見ること自体ストレスなのか、私自身もどのように接してあげればいいのか分からず、様子を見ながら別室で過ごしています。ただご飯も食べず薬も飲もうとせず、心配が募るばかりです。年齢もあるとは思いますが、9歳にしてはかなり元気のある子なので、どのように接してあげるのが良いのか、何か他にできることがあれば教えていただけないでしょうか。

うさちゃんと一緒に過ごしている飼い主さんが感じられる変化です。普段とは異なる症状が見られた時には、迷わずにかかりつけの獣医師に診ていただくことはベストなご判断でもあります。原因が不明ということでもうっ滞の症状が見られていたことがわかりましたから、うさちゃんは辛い状況だったようです。通院や処置などを経験することで、帰宅後のうさちゃんの様子などもそれぞれで違ってきますが、ある一定の時間を経過することで少しずつ元気を取り戻してくれるようになります。この時間などもうさちゃんの体調のバロメーターのひとつといえると思いますが、今回はいつもとは様子が違っていますので、普段よりも辛い、痛いといった状況が予測できるようです。9歳という年齢もありますので、回復するまでにも時間がかかるようになることも考えられますが、状況がよくなっていないという点も疑いながら観察いただくことは必要なのではないでしょうか。少しでも食べることへの興味を示してくれて口に運んでくれているならばよいですが、うさちゃんの場合は一日(24時間)でも食べないことが続くことで危険な状況が生まれてしまいます。草食動物のうさちゃんは、繊維質を取り込みその消化のために腸内が十分に働くことで、健康な糞の排泄や、栄養となる盲腸糞も作り出してそれを取り込むというシステムになっています。牧草の繊維質はうさちゃんにとっては栄養でもあり、また腸を動かすためのものでもある大事な役割をもっています。体調が悪く食べない様子がある時には、うさちゃんが好きなものを食べてくれることで腸内が動き出してくれれば、フードや牧草にも興味を示すようにもなってくれます。食べないことが続くことはさらなる悪循環に陥ってしまいますし、脂肪肝という肝臓の病気の疑いもでてきますので、まだ食べることを見せてくれないようならば、すぐにでも獣医師にご連絡して指示をいただくことがよいと思います。投薬もうまくいっていない点も報告しながら、どう対応するべきかをご相談いただきたいと思います。うさちゃんにとってストレスをなるべくかけたくないという気持ちもとてもよくわかりますので、ご家庭での環境はうさちゃんにとってリラックスできるように対応いただきながら、それでも獣医師に診ていただくタイミングの判断を見誤ることのないようにしていただきたいと思います。

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