朝晩との気温差もある時期です。また年齢も重ねてきているうさちゃんですので、季節の変わり目などでも体調に変化が見られる傾向はあります。取り巻いている環境などもぜひ振り返ってみてください。今回は食欲の低下が見られていることで、食べる量に変化があることからも排泄物にもその影響が見られています。獣医師にも診ていただきながら、投薬の効果もあり元気に動き回る様子も見られていることは、ほっとできることでもあります。ただ、ペレットに興味を示していないことが気掛かりですね。歯の異常の心配をされていますが、この点について獣医師からはどのような話がありましたでしょうか。牧草や野菜を食べることができても、ペレットを食べられない原因としてどんなことが考えられるのかを、実際のうさちゃんを診て探っていただくことになります。ペレットの品質など、保管方法なども含めて再確認いただくことも大事ですが、歯や体調などにトラブルが生じているのか、それともペレットの好みが変わることなども考えられるのか、今現在のうさちゃんの状況を改めて考えてみることが大事です。高齢になることでうさちゃんが食べやすいと感じる環境がそれまでと異なってくる場合もあります。今のうさちゃんにとって食べやすい環境なのか、フード入れの大きさなどや、固定式であればその高さなどの取り付け位置を振り返っていただくこともできると思います。またうさちゃんは自分の体調に合わせて食べ物を選んでいることもありますので、お腹の調子を整えるためにも、牧草をより欲しているということも考えられます。十分な牧草を食べてくれることで、お腹の調子も整い糞も牧草色の大きなものが見られるようになれば、お腹の働きも回復へと向かっていると捉えられるのかもしれません。体重や毛艶、そして表情などに変化がないかも確認してみてください。元気に動く様子が見られてきていますので、食欲不振が見られた時点よりも前進しているはずですが、今のうさちゃんの状態を改めて獣医師に報告して、ペレットを食べない理由を再度探っていただくことも大事です。お答えにお時間をいただきましたので、まだ元に戻っていない、不安があるという時には迷わずに獣医師にご相談ください。