黒っぽい糞は、タンパク質などが多く繊維質が少ない食事などの影響が考えられますし、しずく型の場合は、こちらも繊維質が少なく体内に毛などがあることで、丸く成型されないことなどが考えられます。朝から昼にかけては休息する時間帯でもありますので、排泄したり食事をとったりといった行動は比較的少なくなります。軟便や下痢の症状がみられていた時期もありお腹の調子が不安定な状態のようですから、慎重な対応が必要です。うさちゃんが過ごすケージ回りの温度と湿度を改めてきちんと計測して把握いただきたいと思います。呼吸が早くなるという様子からは、熱中症予備軍とも考えられそうですので、環境が快適ではないことから体調が崩れることも十分に考えられますから、改善いただくことは大事なことです。改めてうさちゃんを取り巻いている環境を振り返ってください。そして牧草をあまり食べてくれないということですので、食べてくれる、興味を示してもらえる環境を考えていただくことも大事です。積極的に牧草を取り込んでもらえるようになれば、排泄される糞にも変化がみられるようになるはずです。ペレットやほかご褒美などの与えている量なども振り返っていただきながら、こちらのうさちゃんに合っている内容や量であるのか、多すぎるような場合は牧草を食べてくれませんので見直しが必要になります。こちらのうさちゃんに合った量であるのかを振り返ってみてください。注意点としては、大人のうさちゃんで標準体重や適正体重に見合っている場合には、その適正体重の1.5％が一日量として近年は紹介されてきていますが、うさちゃんその子その子の体格や体調を考慮していただくことが重要です。こちらのうさちゃんに合った量を見極めていただくことで、いつでも食べられる牧草へと興味を誘導してあげられるのかもしれません。また牧草の与え方なども工夫いただきたいと思います。こちらのうさちゃんはどういった与え方なら興味を示してくれるのか、また牧草も一種類だけではなく複数与えていただいて、より興味を示してくれるものを探していただくこともできると思います。排泄される糞も健康のバロメーターになりますので、不安があるときには獣医師に見ていただくことも重要です。特に下痢の症状がみられた場合は様子を観察するのではなく、きちんと見ていただいてどんな病気の可能性があるのかを探っていただくことが重要です。動物病院の選び方としては、うさぎを専門にしていない場合でも診ていただける場合はありますので、まずはお近くの動物病院にお電話でお問い合わせいただきたいと思います。場合によっては診察していただける病院をご紹介いただける場合もありますし、地域の獣医師会へご相談いただくこともよいと思います。お住いの地域によっては専門病院がないこともあると思いますが、情報を頂戴できるようにお問い合わせいただきたいと思います。