フードについては、ひと種類よりも複数のものを食べ慣れていることもよいことですので、馴染みのものに加えて、うさちゃんに合ったものをもう一種類加えていただくこともお勧めしております。これまでのフードがなくなる前に、新しいものを混ぜながら与えてみていただきたいと思います。新しいものに切り替えたいという場合でも、急に切り替えるのではなくこれまでのものに混ぜて与えていただくことになります。うさちゃんの消化システムを急激に替えることにならないようにしていただくことが大事なのです。ウールフォーミュラはアルファルファ牧草主原料ですので栄養価も十分にあります。高齢のうさちゃんにも与えていただけますし、当店のうさちゃん達のメインのフードでもあります。サンプルでの反応も良かったようですから、うさちゃんの好みにも合っているようですのでお勧め致します。これまでのフードと合わせて与える場合でも、与える量が増えることのないように管理して与えていただきたいと思います。そして水をよく飲むようになる理由として考えられることには、食事の内容が変わったりすることでも関係していることがあります。特に聞かれることとしては、牧草の種類が変わったりすることで水分の摂取量に変化が見られることがあるようです。また季節的なことなども関係していて、夏場などは飲水量が増えやすい傾向がありますし、冬場でも乾燥している環境などの場合には、水分を多くとる様子を見せます。最近の変化ということですが、いつ頃から見られ始めた症状なのかを思い返していただきながら、その前後の環境も含めてうさちゃんを取り巻いている環境全体を振り返っていただくことでも見えてくる部分があると思います。水の飲む量はうさちゃんごとで異なっていますので、量が適量かということより、増えたという点を受け止めていただいて、病気などのサインではないかということを疑っていただくことが重要です。多飲の症状には病気が隠れていることもあります。疑われる病気としては、慢性腎不全、糖尿病、肝不全などのほか、うっ滞や毛球症、粘液性腸疾患、腸性毒血症なども考えらえるようですので、不安がある時には一度獣医師にご相談いただくほうがよいのかもしれません。飲む水の量が増えることで、排泄されるおしっこの量にも反映してきますので、お尻や足の部分など汚れやすい環境となる場合もありますので、この点も確認していただきたいと思います。