うさちゃんもその時の感じている気持ちを素直に表現している様子があるようです。ケージから抱っこする時の反応に変化が起きているようです。毎回ではないということが、ポイントのようです。大人しく抱っこされる時とそうでない時に、取り巻いている状況に違いなどがないかをより探っていただくことでも、うさちゃんの気持ちの動きが見えてくるのではないでしょうか。飼い主さんへの信頼度が落ちているような印象はないですから、嫌がるその場面だけ抵抗したいという気持ちでもあると思います。うさちゃんの気持ちを理解することはとても難しいことですが、日によって反応が違う場合は、明確な理由でというよりもなにかをうさちゃんが感じていたり、気持ちの違いがあるのかもしれません。思春期を迎えていても不思議ではない年齢ですので、発情期なども関連している可能性もあります。縄張りに入ってほしくない、自分の持ち物に触れてほしくないなどの反応を見せることも少なくありません。そういった時にはうさちゃんの気持ちが納まることを見守っていただくことにもなります。また、うさちゃんに抱っこは怖くないことと伝えたいですが、もともともっている本能によって捕まえられるということに対しては警戒心を持ってしまうのです。苦手なことに付き合ってもらっていることでもありますので、うさちゃん側のその気持ちも感じていただきながら、それでもルールに沿って対応いただくことで、関係性を維持できることになると思います。飼い主さんの抱っこの仕方も上達してきているのではないでしょうか。ケージから出す時にも抱っこができているわけですから、十分に抱っこができるようになっているならば、グルーミングの時、爪切りの時などここぞという時の抱っこをうさちゃんに受け入れてもらうことでもよいのかもしれません。今は嫌といううさちゃんの抵抗する気持ちの理由が見えてくるならば、その気持ちに沿ってあげることもできますし、理由がわからないという時は、ケージから出ずにうさちゃんが落ち着くまで待ってみるということもよいと思います。遊ぶ時間、掃除の時間とルールがあって、それに沿うために無理強いしてしまうことで、うさちゃんの気持ちに変化が起きて見られる行動が変化することも考えられることですから、様子をみながら判断いただく大事な時期でもあるのかもしれませんね。見られる行動や反応は本当にうさちゃんごとで違っています。対応策もひとつだけではないですから、具体的にお答えずに心苦しいですが、さらに状況を観察いただきながら試行錯誤いただくことになるようです。とても良好な関係性が見えてくるご家庭ですので、きっとこちらのお宅ならではの対応策があるはずです。応援しております。