6か月のうさちゃんのようですので、環境にも十分に慣れてきていることと、自我も芽生えてきていることで、様々な行動が見られるようになっているようです。うさちゃんその子その子での性格の違いがありますので、その個性を受け止めていただきながら、お互いが楽しく過ごすことができる環境を考えていただくことになると思います。甘えてくれたり、要求を見せたり、うさちゃん発信の言葉も多く見られているようですが、甘噛みについては、その行為がよくないことだということを、うさちゃんにも認識してもらう必要があると思います。甘えている様子で見せていたとしても、これ以上はダメということを教えてあげてください。甘噛みができる環境を容認してしまうことで、そのことが習慣となってしまう可能性もありますし、行動がエスカレートして本気で噛むという行為に発展してしまうこともあります。足元を回りながら見せることや、必要以上に洋服を掘るような場合には、その行動を止めてあげながら、ダメだということを目を見て言い聞かせてあげてください。今回見られる状況から考えられるうさちゃんの気持ちとしては、興奮している様子だったり、遊ぼうよ、お腹空いたなどの言葉として捉えられるような印象はありますが、それぞれの行動が見られる際のうさちゃんを取り巻く環境全体を見ていただくことで、行動の意味のヒントを探っていただけると思います。飼い主さんとの関係性は、これから築いていただけることですので、うさちゃんとの接し方を改めて振り返っていただくことも大事なことだと思います。問題行動を見せずに済む環境になるように、今与えている環境も見直していただく場合もあるのかもしれません。うさちゃんは本能や習性などから見せる行動もたくさんありますので、その点を受け止めていただきながら、問題行動を助長しない環境つくりを心がけていただくことになると思います。