お迎えしてから初めての換毛期を向かえている様子ですので、いつもの抜ける毛の量との違いを目の当たりにされていらっしゃると思います。本当にたくさんの毛の抜け替わりが行われますので、ついついグルーミングに力が入ってしまう場合もあるのかもしれません。今回の場合は一日二回のブラッシング後に、うさちゃんが体を舐める様子が続いて見られるようですので、この行為によって、抜ける毛を飲み込んでしまっているのではないかと不安になることと思います。つながった糞も見られていますので、抜けた毛を取り込んでしまっている事実もあります。うさちゃんが毛繕いを行うシーンを今一度振り返っていただくこともできると思います。ブラッシングを行った後だけに見られるのであれば、獣医師がおっしゃるように頻度を減らしていただくこともひとつの対応法だと思います。その後のうさちゃんの様子を観察いただきながら、つながった糞がより見られるような場合は、頻度を戻していただくほうがよいと判断できると思います。また、飲み込んでしまった毛を上手に排泄できるように、牧草をしっかりと食べてもらえる環境を与えてあげられているのかを振り返っていただきたいと思います。牧草をいつでも食べることができるようにしっかりと与えてあげてください。そして、毛繕いではなく他のことに興味を移してもらえるようにできないか、おもちゃなどを与えてみたり、一緒に遊んでみるなど試していただくこともできると思います。グルーミングの後にへやんぽなどの時間を与えていただくことで、毛繕いよりも縄張りのチェックや体を動かくことに気が向くようならば、ブラッシングの頻度を減らすことなく様子を見ていただくこともできると思います。