排泄される糞の状態にこれまでとの変化が見られているようです。お尻の汚れをきれいにしている中で、かさぶたのようなふけのようなものがみられているようですが、背中部分にわりと大きな範囲で見られています。かさぶたの場合は傷が治る際の体液などが固まったものを指しますが、そういった状況はなかったでしょうか。そういった場面もなくふけのような薄い皮膚の角質のようだという場合でも、やはり実際にその状況を直接診ていただかないことには、原因も対応方法も明確にはならないことではあります。ただ、毛づくろいをいつもより行っていることなどがありますので、換毛期などと重なっているならば、毛の生え変わりなどによる変化が見られている可能性も考えられることなのかもしれません。また、お腹の調子が本来の状態ではないということも、大きなポイントだと思います。ストレスなどが関係していないか、うさちゃんを取り巻いている環境を、変化が見られるようになった頃までをさかのぼって考えてみていただくことが大事です。もし、原因となるようなことが考えられる時には、その環境を見直していただくことでまた観察いただけると思います。軟便ばかりではなく、通常の糞も見られるようですから、一時的な軟便が繰り返されているようです。病気の可能性があるのか、そうではない場合でもどういった対応ができるのか、やはり実際のうさちゃんを診ていただくことで、明確に見えてくることと思います。フケのように見られている背中の部分も、病気の可能性があるのか、それとも換毛やストレス、また他の原因があって見られているのかなど、やはり診ていただくことが一番と思います。年齢を重ねてきていますので、少しずつ今までとは異なった状況や症状などが見られるようになることも少なくありません。うさちゃんを取り巻いている環境、食事の面や飼育環境なども含めて、その時のうさちゃんに合った環境になっているのかを考えていただくことも大事です。この点を振り返っていただくことができると思います。そしてかかりつけ医がまだいないとのことですから、安心して診ていただける獣医師を今のうちに探していただくことも是非お願いしたいと思います。お住まいの地域では獣医師の数が少ない場合もあると思いますが、何かあった時に慌てて探すのではなく、そうなる前に診ていただける獣医師を見つけていただいて、うさちゃんの事も知っていただく機会を作っていただきたいと思います。