毛球症の原因と予防
毛球症の原因と予防についてお聞きしたいと思います。自分は3歳メスのネザ-を飼っていて最近季節の変わり目で抜け毛が多くなってきています。毎日ブラッシングをしていて今まで毛球症には一度もなったことはありません。ですが、同じ短毛種のうさ飼いの友達から話を聞いていると毎日ブラッシングをしていたのに毛球症になってしまった、という話をたまに耳にします。この話が怖くて心配でついブラッシングをしすぎてしまいます。ところどころハゲができてしまっており、動物病院に健康診断に連れて行ったら少しブラッシングをしすぎていると言われてしまいました。毎日ブラッシングをしているのに毛球症になってしまう原因は何なのでしょうか?毎日、ハゲができない程度にやるとはしても、この辺の原因や対処法が分かれば毛球症にならなくて済むかと思うので教えていただければと思います。また、予防策なども何かあれば教えていただけると助かります。恐れ入りますがご確認お願い致します。(一部中略)
うさちゃんが自ら行うグルーミングで抜けた毛は、少なからずお腹の中へと送り込まれてしまいます。その際に食事に含まれている繊維にからめるようにして消化器官を通過していき、排泄されます。飲み込む毛の量が多かったり、一緒に排泄する繊維質が不足する、ストレスや何らかの原因により消化器官自体の働きが鈍るなどの理由により、本来は排泄されるものがそうではなくお腹の中に滞ってしまう状態が起きてしまうのです。飲み込む毛を少なくできるように、抜ける毛を取り除いてあげることももちろん大事ですが、うさちゃんが取り込んでいる食事内容や、過ごし方を振り返っていただくこともとても重要なのです。繊維質の少ない食事や、デンプン質の多いフードは飲み込んだ毛がお腹の中に溜まりやすくなります。また水分の摂取量が少ないことでも、消化管の働きがスムーズではなくなりますので、うっ滞を起こしやすくなり、飲み込んだ毛が胃から腸へと流れにくい環境を作ってしまいます。繊維質をしっかりと取り込むことができる環境作りと水分の摂取量の確認に加えて、ペレットについても内容を確認いただくことができると思います。そしてうさちゃんが体を使って動くことができる機会を作っていただくことも予防策として挙げられます。体を動かすことでも腸内の働きが活発になりますので、スムーズな排泄を促すことにも繋がりますので、毎日の生活リズムの中に、運動できる時間を作っていただきたいと思います。毛を飲み込んだことだけが原因となるのではなく、食事内容や生活習慣などにも目を向けていただくことが大事なのです。食事を取らなくなることが続けば、また別の症状や病気が見られることもありますので、うさちゃんの毎日の生活全体を振り返っていただくことが大事になってくると思います。
-
横浜店045-762-1232
恵比寿店03-5774-5443
-
洗足店03-5726-8670
柴又店03-6657-9524
-
吉祥寺店0422-26-6064
二子玉川店03-3700-3885
-
オリナス錦糸町店03-5809-7508
海老名ビナウォーク店046-200-9910
-
グランベリーパーク店042-850-7041
レイクタウン店048-940-8346
-
幕張新都心店043-441-7307
TEL045-750-5474
E-mailonline@rabbittail.com
E-mailinfo@rabbittail.com