歯ぎしりする状況が見られているようですが、撫でていない時にも見られているようですので、この変化を慎重に受け止めていただくことは重要だと思います。撫でられている時に気持ちがよいといった表現で軽く歯ぎしりする様子が見られることがあります。横になっている時にも見られているということですが、この時の状況をよく振り返っていただきたいと思います。歯や口の中などに違和感があることで歯ぎしりが見られる場合や、具合が悪い、痛い、苦しいなどの症状を我慢している場合にも症状として見られることがあります。体を横たえてリラックスしている状況であれば、撫でられている時と同じように気持ちがよいといったことの表現の可能性もあるかもしれませんが、そうではない状況が少しでも感じられるようならば、この歯ぎしりはうさちゃんからのサインとなっているはずです。顎の下の毛が固まっている状況については、臭腺という分泌物がでる部分がこの顎の下にはあります。この分泌物によって湿ったあとに乾くことで毛が固まってしまうこともあるのですが、歯ぎしりなどで見られるよだれが乾いたのではないかと疑っていただくことも重要だと思います。牧草も食べてくれている様子がありますが、柔らかい葉や茎などを好んでいるようでもありますので、歯ぎしりの症状があるという点を踏まえて考えると、歯や口の中に何らかの変化が生じている可能性も考えられるのではないでしょうか。やはり一度獣医師に診ていただくほうが安心できると思います。通院については確かにストレスとなることではありますが、診ていただくタイミングを見誤ることで、更なるストレスを掛けてしまうこともありますので、適切な判断をとっていただきたいと思います。