年齢的にも大人うさぎへと成長した月齢ですので、男の子のシンボルの陰嚢を目にすることができる時期でもあると思います。こちらについてもやはり個体差がありますので、体の毛におおわれてすぐには見られない場合もありますし、今回のうさちゃんのように通常時でも目にできる場合もあると思います。左右の大きさが違うなどの場合や、腫れているなどの様子がある場合は、異常などがないかを診ていただくことが必要になりますが、そういった印象もないようですから、個体差によることとは捉えていただけると思います。ただ、心配な場合は一度獣医師に診ていただくことがよいと思います。また去勢についてもお考えがあるようですので、かかりつけの獣医師と一度話し合っていただく機会をつくることがよいのではないでしょうか。去勢によって生殖器系の疾患を防ぐことができますし、スプレー行為が減る、縄張りの主張なども減る、攻撃性なども減るとも言われています。繁殖を考えていないという場合には、問題行動が見られ始めているということもありますから、この去勢も視野に入れた上でお考えいただくとよいのだと思います。しつけという点では、いけないということを覚えてもらうために、一旦ケージに戻すという対応はよい方法です。時間を置いたりせずに対応いただくことで、何故ケージに戻されたのかを繰り返すことで理解してくれるようになります。ただ去勢のリスクについてはやはり実際に行う獣医師から直接ご説明いただくことが一番です。去勢をする場合とそうでない場合両方の、今後の対応方法などまでも詳しくご説明いただけるよう、直接獣医師にご相談いただきたいと思います。