今までには見られなかった行動
家には3匹のウサギがいます。4歳半の女の子と8ヶ月くらいの女の子、男の子です。リビングに1匹ずつケ-ジに入れ、3つのケ-ジが横に並ぶように置いています。女の子のケ-ジはお互いが見えないようにダンボ-ルをケ-ジとケ-ジの間に挟んでいます。男の子のケ-ジは女の子2匹より少し高いところに置いています。今朝、8ヶ月の女の子がケ-ジ越しに「プウプウ」と鳴いて私の方を見てました。なのでケ-ジを開けて部屋の中に出しました。するとまずソファから垂れ下がっていた布団を前足で押さえ、噛んで思いきりひっぱっていました。注意して布団を片付けようとしたら次は「ブウ」と鳴いて布団を噛んだまま、ひっくり返るようにして暴れました。布団は一瞬離したすきに片付けました。その後もリビングにあるカ-ペットなどの布製品を同じように片っ端から噛んで思いきりひっぱり、注意すると「ブウ」と鳴き、噛んだままひっくり返り一瞬暴れるといった行動を繰り返していました。ケ-ジに戻すと中に入っていた牧草を「プウプウ」と鳴きながら、すごい勢いで束のようにして口にくわえケ-ジの角に集めていました。4歳半の女の子も今までカ-ペットを掘って噛んでひっぱったり、牧草を集めてケ-ジの角に持って行く、という行動はありました。ですがひっくり返って暴れたり、鳴き声などは、その子の時なかったのでなぜこういった行動をとったのか、など気になり質問させていただきました。長くなりすみません。
8ヶ月を向かえている月齢でもありますので、思春期や発情といったお年頃の様子が見られてきても不思議ではないと思います。ものを噛んだり齧ったり、掘る行動などのほか、牧草を加えてケージなどの隅に集める行為などは、これらの理由から見られていると捉えていただけると思います。また今回は男の子も傍にいる環境でもありますので、発情行為などに影響が見られることもあると思います。逆に男の子についても同様に行動の変化が見られることも予測できる部分もあると思います。見られる行動は、本当にうさちゃんそれぞれで異なっています。同じ環境であっても性格や個性などから違いが見られることですので、ひっくり返って暴れることや、鳴き声が見られるなどの違いがあっても不思議ではないことなのです。今回こういった行動が見られるということがわかりましたので、ケージから放す時にはこの予測できる行動を回避できる環境に整えてから対応いただくことも重要になると思います。本能から見られている行動でもありますので、100%やめさせることも難しいですから、危険のない環境を与えていただきたいと思います。そして今後もうさちゃんの様子を慎重に観察いただきたいと思います。行動がエスカレートするような場合は、今与えている環境も改めて振り返っていただくことなども必要になります。また体調に変化が見られることも場合によってはありますので、そのサインを見逃すことのないようによく見守っていただきたいと思います。
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