避妊手術を控えている状況の中で、食欲不振と膀胱炎の治療のための投薬中ということです。投薬はうさぎさんにとって苦手な行為でもあると思います。稀にお薬が大好きな子もいますが、大抵が嫌がる素振りを見せることでしょう。そんな中でも薬を受け入れてくれていますので、飼い主さんの対応も的確なのではないでしょうか。投薬中でもおしっこが出にくい状況が続いているようですが、この点が不安なところです。投薬の内容にもよると思いますが、膀胱炎の場合には必要に応じて利尿剤なども投与されている場合があります。そういった状況もある中でおしっこがでないということならば、病状が緩和していない、進行しているなどの疑いがもたれることではないでしょうか。うさぎさんにとって水が飲みやすい環境となっているのかということや、特にトイレ周りの衛生状況など、与えている環境を見直していただくことも大事なことです。改善できる環境はしっかりと整えてあげていただきたいのです。元気に動いている様子があるということでも、取り込んでいる水分が不足気味と推測できますので、脱水などの心配もあると思います。本来あるべき状況ではないと捉えられると思いますので、この現状をまず獣医師にご報告いただくことが重要です。その上でどう対応できるのかを伺っていただきたいと思います。投薬についても止められるかどうかは、うさぎさんの症状を診ていただいての判断となると思いますので、まずはお問合せいただくことがよいと思います。不安な気持ちなども合わせてご相談いただくこともよいと思います。そしてより的確にできる投薬方法なども伝授していただくこともよいのではないでしょうか。うさぎさんと一緒に薬を飲むコツを覚えられるよい機会となると思います。