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トップ > うさぎの飼い方Q&A > 思春期 > トイレではない場所でおしっこするようになった
思春期

トイレではない場所でおしっこするようになった

家で1歳半のミニウサギ(♀)を飼っていますが、飼いはじめの頃はトイレに失敗はほとんどしませんでしたが、二か月ほど前からげケージから出すと必ずおしっこをするようになりました。またケージの中でもトイレ以外でおしっこをすることが多く、トイレに臭いがついたものを入れても効果がありませんでした。同時期に草の食べる量も減りましたが、タンポポなどのおやつはよく食べ、動きに問題はありません。どう対処したらいいですか?

うさぎさんが年齢を重ねることで、自分の主張をより見せる様子や、縄張り意識が強くなることなどでもトイレの使い方に変化が見られるようになります。1歳を過ぎた頃からの状況のようですので、思春期などを向かえることでもこれらの行動が見られることもあります。またうさぎさんを取り巻く環境に縄張りや優位性(自分の強さ)を示す必要が生まれているような場合は、予測できる行動ともいえると思います。与えている環境を振り返っていただきながら、助長する環境がある時にはその環境を見直してみてください。またそういった要素はないという場合には、お年頃を向かえているとうさぎさんの今の状態も受け止めていただくことも大事なことです。そして、トイレの場所についてうさぎさんが今どう捉えているのかということをよく観察いただいて読み取っていただきたいと思います。与えているトイレをどう使っているのかということもポイントです。ほとんど使わずに別の場所だけでおしっこするような場合は縄張りの中のトイレの場所が変化してきている可能性があります。トイレの大きさや素材などの好みが変化している場合もあるようですので、使い方を観察いただきながら今のうさぎさんの体や好みにあったトイレを与えてみるという方法もよいと思います。そのことで環境が変わることにもなりますので、行動自体も変化する可能性も考えられると思います。またケージの外に出した時にその場でおしっこしてしまうことには、においつけの意味合いや外に出られたことの喜びなどで興奮していることなどでも見られる状況です。うさぎさん専用の遊び場として範囲を制限していただくことで、縄張りの主張を助長せずに済むようになりますので、この点からも与えている環境を見直していただくことも必要なのかもしれません。専用の場所が決まればその場所を汚れてもよい環境に整えていただくことでも、飼い主さんの気持ちにも余裕が生まれてくると思います。ケージの外でもそうですが、どういった状況の中で過ごしているのか、どういった環境を与えた結果であるのかということも考えならば観察いただくことで、対応策もより絞ることができると思います。そして食欲に若干の変化などもあるようですので、体調にトラブルが起きたりしないかということも考えていただきながら、排泄の状態も含めて観察していただくことも大事です。不安がある場合にはかかりつけの獣医師にきちんと診ていただきましょう。

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