細菌が原因の症状が出てきているようです。体を傾かせて歩く様子は、神経症状のひとつともいえます。首をかしげているような症状が見られる斜頸にも通じているようにも感じられます。細菌が原因ということですので、神経症状なども含めて考えると、パスツレラ菌による内耳炎を起こしている疑いがあるようなのではないでしょうか。治療を続けていただきながら、その時々の現状もしっかりとかかりつけの獣医師にご報告いただくことが重要になります。治療のおかげで症状が落ち着いてきたようですが、また別の心配な症状も見られています。これまでには見られなかった足の運びなどがあるようですので、この点についてもご相談いただくことが必要だと思います。脱臼や骨折などの疑いもそういった状況があったとなれば拭いきれないことだと思います。7歳という年齢ですので、筋肉の変化や骨の変化など若い時とは違った状況が見られるようになることも多いことです。ケガに繋がるようなことがなかったとしても些細なことで体に変化が起きることも十分に考えられます。今どういった状況にあるのかということは、うさぎさんを直接診ていただくことでわかることでもありますので、是非今一度獣医師に診ていただいてください。そして今後の対応についても合わせてご相談されるとよいと思います。うさぎさんの体の変化に合わせた環境作りも必要になる時期なのかもしれません。この点についても実際のうさぎさんを診ていただいていますので、状況に合ったより的確なアドバイスをいただけると思います。