ペレットの種類と量について
いつも質問コーナー参考にさせていただいています。ホーランドロップ今月で8ヶ月女の子を飼っていますが、ペレットの種類と量で悩んでいます。現在あげているペレットは、アルファルファが主原料のもの(約18g)ともうひとつの種類(約12g)をミックスして朝晩にそれぞれ30gずつ与え、チモシーは一番刈りのものを食べ放題にしています。8ヶ月だともう子うさぎという年令でもないかと思うので、ペレットの主原料がチモシーのものに変えたほうが良いのでしょうか?それと、自宅近くのうさぎ専門店の方に健康診断をしていただいたところ、体重が2.2kgありましたが「体つきをみても太っても痩せてもいないちょうど良い体重だと思います」と言われました。よく飼育書やインターネットなどで「ペレットの量は体重の4~6%」と書かれているのをよく見ますが、そうすると1日のペレットの量が約110gほどになる計算になり、現在与えている1日60gだと50gも少ないことになります。うさぎの様子を見ていても残すこともありませんが足りなそうな雰囲気でもありません。このままで良いのでしょうか?よろしくお願いいたします。(一部中略)
ホーランドロップの理想的なプロポーションとしての体重は1.8㎏未満といわれています。ですが、あくまでも理想体重ということですので、それぞれのうさぎさん事の適正体重とは異なることもあります。今回のうさぎさんは2.2㎏ということですが、専門店で見ていただいた結果、良好であるというお墨付きをいただいています。健康状態にも心配や問題もないのであれば、今の状態を維持するということを考えていただくことでよいと思います。一日に与えるペレットの量ですが、体重の何%という表記を目にされることだと思います。この体重というところがポイントにもなります。標準体重や適正体重、または生後4~5ヶ月頃の体重に対して換算することになります。今現在の体重と与えているペレット量を見比べると、もっと与えられるということになりますが、この体重を維持するということになれば、量を増やすということではないことが見えてくると思います。今与えているペレット量でこの体重を保っているといえるのでしょうから、今の量がこちらのうさぎさんにとってベストな状態にあると解釈していただけるのではないでしょうか。残すこともなく、足りなそうにもしていない様子も見られていますので、適した与え方といえると思います。この状態を続けて体重が増えていくような様子がある場合に、ペレットの内容を見直していただくことでも遅くないと思います。複数のペレットを与えていらっしゃいますので、どちらかをチモシー牧草主原料のペレットに変えていただくこともひとつの判断になると思います。8ヶ月という月齢でも、大人の仲間入りをしたばかりの年齢で、まだまだ体力をつける時期でもあります。極端に少なすぎる栄養では健康状態にも心配が見られるようになることもありますので、制限が必要かどうかということを見極めていただくことがとても重要です。今の健康状態を知るためにも獣医師に診ていただくこともお勧め致します。現在のうさぎさんの状態が適正であるのかも合わせてご相談いただくよい時期といえると思います。
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