数か月前からという長期にわたって見られている症状ですのでとても心配です。食べる量が減ってしまうことで、排泄されるものも少なくなりますし、また取り込んでいる栄養も激減していることですから、うさぎさん本人も体調を維持することができずにとても辛い状況なのではないでしょうか。体重やうさぎさんの様子にも変化が見られていたりしていませんか？少しずつでも食欲を見せてくれるようですと心強いのですが、食べられないということは命にもかかわることですので、なぜ食べられなくなっているのかということを早急に見つけていただくことが必要です。6歳という年齢は、体調の変化なども見られやすい時期でもありますから、どういった変化がうさぎさんに起きているのかをしっかりと診察していただくことが重要です。かかりつけの獣医師からはどういった見解がありましたでしょうか？毛球症などの予防に役立つサプリメントを与えることで症状が改善する様子があるようです。消化管の機能にトラブルがあることなども考えられるようですが、この点だけが理由ではないこともあると思います。食べられないという理由には歯などにトラブルがあることも少なくありません。実際のうさぎさんを診ていただくということで、今何が起こっているのかを判断していただけます。獣医師からは病気の可能性がないという診断があった場合でも、その診断が変化が見られ始めた時期であったりしたならば、今の状態をもう一度診ていただくことも重要です。時間が経過したことで体にも更なる変化が起きていることが考えられます。室温や湿度などの飼育環境を適正な状態に保っていただくことももちろん大事なことですが、根本的な原因を追究できない限り適切な対応を取ることができず、症状を軽減できずに時間だけが経過してしまい、うさぎさんに辛い思いをさせてしまうことにもなってしまいます。これまでのうさぎさんの状態も含めて、再度獣医師にご相談いただきたいと思います。近年では年齢を重ねても元気に過ごしているうさぎさんがとても増えています。6歳という年齢はまだその入り口でもありますので、ご長寿うさぎを目指していただくためにも、今のうさぎさんの状態をしっかりと見ていただきたいと思います。