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病気

骨折の時に与える環境について

飼い主の不注意でウサギの後肢の指の骨を1本、骨折させてしまいました。病院で診てもらいギプス固定処置をしてもらったのですが、やはりギプスがストレスになるようで、ギプスをかじったり、ギプスをつけている脚の内フトモモあたりの毛をむしったりしています。幸いにも食欲はあるので、とりあえず牧草キューブを与えて、キューブをかじらせることでギプスから気を逸らしたりと試みてはみたものの、キューブを食べつくしてしまうとまたギプスが気になるのか、ギプスをかじったり毛をむしったりします。かといって四六時中キューブ牧草ばかり与えるわけにもいきませんし、ギプス表面の布をかじって飲み込んでおなかに詰まってうっ滞の症状を起こさないか、毛をむしるあまり脚全体の毛がハゲたり脚の皮膚を傷めたりしてしまわないか等が心配です。(一応、市販のウサギ用かじり木グッズは入れてあるのですがあまり興味がないようです)また、あまり動き回らないようできるだけケージから出さないようにしてはいますが、牧草やペレットの補充の時や、軽いストレス発散になるかと短時間だけサークルに放しています。この時、ギプスをつけていても普段どおり走り回ろうとしたり飛び跳ねたりするのでギプスの中でせっかく整形した骨折部分がズレてしまわないかも心配です。とりあえずギプス処置後10日ほどで再院し経過を診る予定ではありますが、ウサギの指の骨の骨折というのはひと月ふた月単位での日数がかかるものなのでしょうか。

早急な対応をとっていただけたことで、適切な処置を行っていただいています。この早期の対応がとても重要なことで、その後の回復へ大きく影響してきます。今回の場合はギブスで固定する処置ができる部分であったことと、その必要もあったということですから、うさぎさんにはストレスがかかることにはなりますが、我慢してもらうしかありません。固定して骨が付くことを待つという状況ですので、やはり飛び跳ねたりするなどで足へ負担がかかるような状況を取り除いていただくほうが、症状の経過が違ってくると思います。ストレス発散のためとはいっても、更に状況が悪くなってしまう可能性もあるわけですので、この点についてはしっかりと獣医師に確認していただいてからが必要だと思います。良かれと思ったことでよい症状を悪化させてしまっては逆にうさぎさんにストレスを与えてしまうことになってしまいますし、完治といえるまでより時間がかかることになると思います。骨折の完治までの時間は、その症状の状態と、うさぎさんの体調や与えている環境によって、全く異なってくるのだと思います。また、患部が気になるようですが、キューブ牧草で気を紛らわしてもらえるようです。ただチモシー主原料のタイプでもアルファルファ牧草も含まれていますので、常に与えることを迷ってしまうことだと思います。かじり木なども取り入れていただいているようですが、興味を示してくれないようですので、かじり木でも固定式で齧りやすいものや、牧草やわらでできたおもちゃなども試してみていただくこともよいと思います。ひのき材のスライスチップを圧縮したうさばらし(商品番号195)などもお勧めです。うさぎさんにとって今までとは状況が変わっていますので、新しいものでも好みにあったものならば、率先して齧る様子を見せてくれるかもしれませんので、試してみていただきたいと思います。そしてどうしてもギプスの部分を齧ってしまうという時には、その点についても獣医師にご報告いただくとよいと思います。

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