とても活発で自分の気持ちもしっかりと行動に見せてくれるうさぎさんのようです。ケージから放してあげた時には自分の縄張りを確認したり、その環境の中で遊んだりする様子が見られることだと思います。飼い主さんの側に近寄ったり、後をついてきたり、周りを回ったりすることもよく見られる行動です。この行動の意味としては、飼い主さんが好きでいつでも一緒に居たいということだったり、かまってもらいたいという気持ちからだったり、発情しているなどのことが考えられます。今回の場合は男の子で年齢もお年頃ですから、発情している可能性もあると思います。もちろん飼い主さんやご家族が大好きで、常に一緒に居たいという気持ちからということもあると思います。うさぎは行動を習慣化させる傾向がありますので、はじめは何らかの理由があって見られた行動でも、続けて行える環境にあることでそのことが習慣となることも少なくありません。発情している場合は飼い主さんの足などにしがみつくような様子なども見られてきます。今の段階では周りを回るという行為ですが、興奮してきている様子もありますので、今後問題行動に発展する可能性もあると心構えていただくことは必要なのかもしれません。発情だけではなく優位性（自分の強さ）を示す場合にもマウンティングの行為が見られますので、そういった行為に発展しない環境を作ってあげることも重要なのです。そうできるからこそ見せている行動ですから、うさぎさんの縄張りをしっかり分けてあげる、明確にしてあげることは、うさぎにとって重要なことなのです。飼い主さんの周りを回ることで興奮しますし、そうすることで行動はさらにエスカレートしてきます。そうなる前にうさぎさんの行動を止めてあげることもよいと思います。行動がさらにエスカレートすることで、マウンティングや噛みつくという行動が予測できる環境でもありますので、そうならないように飼い主さんがうさぎさんの行動を制してあげてください。