生後6ヶ月は大人の仲間入りをしたといえる月齢です。その二か月前に急に行動の変化が見られたということですので、お年頃の時期ともいえることと、飼い主さんの足の周りをくるくる回るという行動から、思春期を向かえたのではないかと感じられるようです。思春期には縄張りの主張を見せるようになったり、自分の強さ（優位性）を示すような行動、更には発情に関する行動なども見られるようになります。これらの行動は、うさぎさんを取り巻く環境の違いや、うさぎさんのそれぞれの状態（個性）などで違ってきます。ひとつの行動だけを持って思春期と呼ばれるのではないのです。そして周期性を見せるということも場合によっては考えられることだと思います。女の子の場合の発情は周期性を持って繰り返されますので、このホルモンの作用などが関係していることも考えらえるのではないでしょうか。思春期の行動は、飼い主さん側から見た時に問題行動となってしまうこともあります。本能や習性などから見られる行動でも、その行動に発展しない環境を考えていただくことで、行動がエスカレートしない状況を作ってあげられるのです。うさぎさんの気持ちのままに行動できる環境ではなく、飼い主さんが決めたルールの中で過ごさせてあげることが大切なのです。今回のうさぎさんはお年頃を迎えたばかりともいえます。今後どういった行動が見られるのかということもある意味楽しみなのかもしれませんね。