左の眼が飛び出してしまっている症状があるようです。このような症状が見られる時に疑われる病気は、歯根膿瘍・眼窩膿瘍などが挙げられるようです。この病気の場合、その多くが臼歯の不正咬合が原因のようです。歯根と眼窩（目の後ろ）は隣り合っていますので、不正咬合によって、歯根部分が圧迫されたり炎症を起こしたりして膿が溜まることで、目の後ろに膿瘍ができます。その膿瘍が眼球を押し出すために、目が飛び出してくる様子が見られてしまうようです。（書籍　よくわかるウサギの健康と病気　参照）牧草を積極的に食べてもらえる環境を作っていただいたようですが、この時期も含めて歯にトラブル（不正咬合）はあったのでしょうか。牧草を食べるようになってから変化が見られたというならば、ただ単に牧草を食べてないからということにはつながらないのかもしれません。もちろん食べ方の癖などもあると思いますので、食べる際の歯の使い方が従来とは違っていることも考えられる部分もあると思います。より牧草を食べるようになったことで、その癖によって歯にトラブルが生じるようになったのではないかということも考えられるのかもしれません。この歯についてもしっかりと診ていただくことが必要なのだと思います。原因がわかるのであればその根本的治療も必要になるのだと思います。また、今の状態を今後軽減してあげられる方法があるのかということも、詳しくご案内していただくことが必要だと思います。どうぞかかりつけの獣医師に、より詳しくご説明いただけるようにお話していただきたいと思います。