蓄冷材の使い方について
もうすぐ2歳になるネザーの男の子と楽しい日を過ごしています。最近暑い日が多くなってきてクーラーや保冷剤を使って暑さ対策をしています。しっぽさんの3個積み重ねられる保冷剤をケージ(コンフォート80)の上に置いて使用しているのですが、ステージを使用しない(何回かステージから落ちたことがあるので外しました)我が家のうさぎさんがいる底網の場所まで距離があるので効果的に使用できていない気がします。トレイに入れるとおなかを冷やしてしまうかもと思ってこのようにしているのですが、より効果的な保冷材の使用方法があれば教えてください。
蓄冷材の効果的な使い方としては、ケージの天井部分に置いて使用していただくことをはじめ、ロフトが取り付けられるケージの場合にはそのロフトで挟み込むという方法、そしてトレイの中に入れるという方法があります。またケージの側面に立てかける方法もあります。ケージの天井に置く場合は、蓄冷剤の重みに耐えることができるかをチェックしていただきます。また水滴が落ちてうさぎさんの体を濡らすことのないようにハンカチなどで蓄冷材を包むとよいでしょう。今回の飼い主さんは、ケージの中で過ごしているうさぎさんに、蓄冷材の効果が伝わっているのかという点が疑問のようです。冷気は上から下に向かいますので、ケージ内にいるうさぎさんに伝わっているはずですが、セットした際にどの程度環境(温度)が変わっているのかを確認していただくとよいと思います。蓄冷材を置いた際のケージの中の温度を計測していただくことで、どの程度の環境を与えてあげられているのかを知っていただけると思います。また、お部屋全体の暑さ対策として、エアコンなどもご利用のケースが多いことだと思います。それらとの相乗効果がどういった影響を見せているのかということを調べていただくことでも、より快適な環境を与えていただけるのだと思います。そしてトレイの中に入れていただく場合の冷え過ぎにならないかという不安については、蓄冷材に加えて大理石や御影石を合わせてご使用いただくこともおすすめです。これらの熱伝導率の低いものは、じんわりと冷たさを伝えてくれます。トレイの中に蓄冷材を入れて、その上のケージの中に大理石や御影石を置いてうさぎさんがそれらに乗るという使い方になります。クールボードの場合は熱伝導率が高いですので、ボード自体が冷たくなり、うさぎさんの体を冷やしすぎてしまうこともありますので、蓄冷材との組み合わせには向きませんのでご注意ください。
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