口の周りなどにかさぶたができる症状の場合、ウサギ梅毒という病気の可能性が考えられます。細菌が感染することによって起きる病気です。感染しているうさぎとの交尾や、出産時や授乳時に母親から子供への感染（直接接触）もあります。寒さやストレスがあることで発症しやすくなるようです。生後４ヶ月という年齢と、１２月に入って見られたというこの状況を踏まえて考えると、母親から感染した後に発症したという可能性が考えられることではないでしょうか。もちろん怪我などでかさぶたができることもありますが、症状が改善されずにさらに悪化しているようですので、適切な対応が必要です。また成長期に体重が増えなくなっている点も不安なことだと思います。今現在の体重が、このうさぎさんにとっての適正体重であれば心配はないですが、まだまだ体重を増やすことができる状況であるときには、体が大きくならない原因があるといえるのだと思います。今一度獣医師にこの状況を診ていただいて、なぜ改善されずに悪化してきているのか、その原因をさらにつきとめていただくことが必要だと思います。万が一、うさぎについてあまり詳しくないという場合には、よりうさぎに強い獣医師にご相談いただくこともひとつの判断といえるのかもしれません。