６歳のうさぎさんですので、年齢を重ねてきている分、これまでとの変化が見られてくる時期ともいえるのかもしれません。突然嗚咽のような症状から、粘液性のものが見られたということですので、突然の変化がうさぎさんに起きていたのだと思います。前にも同じような症状があったということですが、その時と取り巻く環境も違っているならば、見過ごすこともできない状況といえるのだと思います。うさぎは吐き出すという行為が見られないと言われていますので、口から出されたというよりは、くしゃみや咳などの行為とともに、鼻から出されたのではないかとも考えられることだと思います。ただ、出された量によっては、鼻からとは考えられないケースもあることだと思います。いずれにしても、呼吸器系に関するトラブルなどが考えられることではあると思います。また、口からだとすれば、消化器官などにもトラブルの可能性があると思われるのではないでしょうか。突然見られた状況ではあったようですが、その前後のうさぎさんの様子や、取り巻いている環境などもよく思い返していただきながら、理由となることがないかを探っていただくことは大事なことです。鼻の部分が濡れている時もあるようですので、スナッフル（呼吸器系疾患）などの疑いもあることでしょうから、やはりもう一度よりうさぎに強い獣医師に診ていただくことが必要だと思います。お住まいの地域の獣医師会などにお問い合わせいただくこともよいことだと思います。もしくは獣医師同士のつながりなどで、うさぎならこの先生へとご紹介をいただける場合もあるようですので、まずはお電話でご相談してみることもよいのだと思います。高齢に差し掛かった年齢ですから、安心して診ていただける獣医師がいるということは財産なのです。具合が悪い時の病院選びは、飼い主さんにももちろんうさぎさんにも余裕がありませんので、元気なうちに健康診断を兼ねて病院選びを行っていただきたいと思います。冷静な目で判断ができることだと思います。こちらでもあまりお力になれないようで申し訳ありません。よい獣医師との出会いがありますことをお祈りしております。