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病気

ソアホックの症状が見られている

三か月ほど前にも質問させていただいたものです。その節はありがとうございました。3月で2歳になるネザーランド(MIX)の女の子ですが、先日ソアホックになっていることに気づき病院に連れて行きました。飲み薬をいただきましたが、先生に「床材を柔らかいものに替えてみたら?」といわれました。体重が1.7kgあり、以前から肥満かどうかも気になっていたので尋ねたら「肥満ではありませんよ」と言われました。ちなみに今、ラビットケージ ブラウン(W63.5㎝×D50㎝×H50㎝)にプラスチックすのこを使用しています。ケージが狭くてあまり動かないのも原因なのかとか色々考えてしまいます。寒さ対策にと、すのこの上何か敷いてあげても邪魔だといわんばかりに取ったり、カーペットっぽいのをケージの大きさに合わせて敷いてあげても齧って食べてしまったりと、とにかく環境が変わるのを嫌がります。なでなでは大好きですが抱っこは嫌いで爪切りは出来ず、病院で健康診断も兼ねて2ヶ月くらいに一回爪切りに連れていきますが、なかなか抱っこがさせてもらえずバックに入れるのも一苦労です。ブーブー怒り、先日はキーキーと今まで聞いたこともない鳴き方をして、こちらの方が切なくなりました。いつもの事ですが、病院に連れて行ったあとは必ず1日~2日くらいいじけた様になり、食欲が落ち、うんちが小さくなり、眼の輝きが違くなります。もうどうしたらいいのか分かりません。前の子も抱っこは嫌いでしたが、今の子ほどではなかったのでまだ楽でした。私の抱っこの仕方が悪いのでしょうか?もうどうしていいのか分からず質問攻めのような文章になってすみません。

ソアホックの症状が見られる場合の原因として考えられることは、肥満の為に足の裏への負担がかかることや、爪が伸びている、スタンピング行為を多く行う、生まれつき足底の毛が薄いなどのうさぎさん自体に問題がある場合があります。また、飼育環境に問題がある場合には、狭いケージであまり動くことがなくいつも同じ姿勢でいることが多い、床が平らで移動するときに足底の同じ場所がいつもあたっている、おしっこで床が湿っているなどの不衛生な状態で皮膚炎になりやすいなどが考えられます。今回のうさぎさんは、体重的には問題がないということですので、ご質問にありますようにケージの中であまり動き回らないといったことが原因のひとつとして挙げられるようです。床材については、よりクッション性のあるすのこが適しているといわれていますので、木製より金網タイプ(金属製)でクッション性に富んだものがお勧めです。また、金網タイプのすのこの場合には、トイレが一定でない場合でも、衛生面を保つことができる環境になります。トイレが完璧だという場合には、金網タイプのすのこに部分的にプラスチック製や木製などのすのこを取り入れることもできます。この環境は、ケージの中で過ごすうさぎさんが様々な環境の中で過ごせることになりますので、同じ体制で過ごす場合でも、足裏への影響が違ってくるとも考えられるのです。足裏により柔らかい環境を与えるという点では、牧草やわらなどを取り入れることもよいのですが、トイレの場所が決まっていない場合には、逆に不衛生な環境を与えてしまうことにも繋がります。また布製品も有効的な環境となる場合もありますが、齧っていたずらしてしまううさぎさんには適さない環境となってしまうでしょう。うさぎさんが日頃どう過ごしているのかということも今一度よく観察していただきながら、よりよい環境を見つけていただくことになるのだと思います。環境の変化に敏感なうさぎさんのようですので、今与えているケージの環境を変えることが難しいというと部分もあるようです。その場合には、新たに別の環境を与えていただくこともよいのかもしれません。ケージの中はうさぎさんの縄張りとして固定されているならば、その外の環境でケージの中とは違う環境を与えてみることができると思います。ケージの中では活発に動くことができないわけですから、そうではない環境の中で過ごさせてあげる必要もあります。ケージから出してあげる時の環境を、ケージとは異なった環境で整えてみていただいてはどうでしょうか。一日の少しの時間であっても、普段過ごす環境とは違う環境を与えていただくことで、過ごし方にも変化が見られることだと思います。ケージの外がお気に入りとなれば、ケージの中の環境にも取り入れることができるようになるかもしれません。ケージが狭いということであれば、そのケージにプラスした環境を与えてみることもできることだと思います。過ごす環境が広くなることで、行動にも変化が見られることなのだと思います。もちろん、それぞれのお宅ごとで与えられる環境にも違いがあります。またお世話してあげられる時間なども決まっていることだと思いますので、飼い主さんの生活リズムの中で、どれだけの環境を与えてあげられるのか、時間を割いてあげられるのかということを踏まえながら、考えていただくことが大事なのです。抱っこされることが苦手なのがうさぎでもあります。逃れられるとうさぎさんが覚えているからこそ、飼い主さんの抱っこからすり抜けるのです。定期的に病院へお出かけのようですので、この時に抱っこのコツを教わっていただくこともよいと思います。通院が苦手ということを飼い主さんも受け入れていただきながら、それでも必要なことですので優しく見守っていただくことになるでしょう。機嫌が治るように環境を整えて観察していただくことや、時期を見ながらこのうさぎさんの大好きな行為である撫でられるということを、ご褒美として与えていただくことでもよいのだと思います。自分の意思を飼い主さんにしっかりと表現してくれるうさぎさんです。コミュニケーションが上手にとれている間柄とも捉えられることですので、自信を持って接していただきたいと思います。

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