２mm程度のできものが複数見られている状況のようです。できものやしこりなどは増殖する細胞の集まりですので、腫瘍といわれる症状ともいえるのです。夏に手術で取り除いた部分に関しては良性という状況で、広がらないといった見解があったようですが、複数のできものがまた見られているということですから、慎重に対応していただくことが必要なのだと思います。腫瘍の大きさや質なども本当に様々です。取り除いた部分と同じようなタイプであるならば、悪性の心配がないのではないかと思えるのかもしれませんが、それでも単体ではなく複数個見られている状況ですので、判断が難しいことなのだと思います。ただし、今の時点で発見できていること、この点は大きいことだと思います。現状がしっかりと見えているわけですから、そのサインを受け止めていただくことが大切なのです。腫瘍の中には、手術をすることで比較的容易に治癒するものもあるとされているようですので、やはり直接診ていただいている獣医師と十分に話し合われて判断していただくことになると思います。経過を見ることができるものならばよいですが、時間を置いてしまうことでより悪化させてしまう可能性もあるわけですので、この点なども踏まえて慎重に対応していただくことが必要なのだと思います。飼い主さんの不安なども一緒にご相談いただくことができるとよいのだと思います。手術を勧めている獣医師からは、なぜ全てをとるべきなのか、取らなかった時にはどうなるのかをお聞きになってみてはいかがでしょうか。そして、飼い主さんの治療方針なども交えて、より詳しく話し合っていただくことが重要なのだと思います。獣医師にもそれぞれの考え方や方針があることだと思います。また、飼い主さんごとでうさぎさんにどうしてあげたいのかということが違っていることです。お互いの方針が同じ線上にあるならば、より信頼してお願いできる相手ともいえるのだと思います。どうしたらよいのかという不安な気持ちも一緒にご相談することで、よりよい道も見えてくることがあるのだと思います。こちらでもあまりお力になれないようですが、どうぞ納得の行く判断を取ることができるように、ご相談いただきたいと思います。