生後７ヶ月ということですので、確かにお年頃の年齢ということがいえるようではあります。食事を催促してくる時や、撫でて欲しい時などのコミュニケーションは変わらず見せてくれるようですが、部屋で遊ばせている時の様子に変化が見られているようなのですね。ケージの外に出た時には、その行動範囲も自分の縄張りだと捉えていることでしょうから、その場所の探索に集中する様子を見せることだと思います。年齢的に思春期を向えることで、縄張りを主張したり、管理したりする行動が見られ、さらにその行為が助長されることでもありますので、大人の仲間入りをしたことで自分なりの過ごし方を見いだしてきているとも解釈できることだと思います。まだ大人になりきれない年齢であれば、母親代わりともいえる飼い主さんに愛情を求める様子を見せることも多いのでしょう。（それでも腕の中で眠るということは滅多にあることではありません）年齢を重ね大人になってきたことで、本能でもある縄張りという意識が芽生え、それが行動に見られるようになってきているといえるのではないでしょうか。ケージに出してあげたその時は、縄張りの確認やにおいつけなど、うさぎさんにとって忙しい時でもあります。この時に撫でてあげようと近寄っていっても、見向きもされないことが推測できる状況といえるようではありませんか？忙しい時に飼い主さんがアクションを起こしても、邪魔しないで！と怒られることは容易に考えられることです。足ダンと呼ばれるスタンピングの行為には、そういった意味合いが含まれていると解釈できるようだと思います。探索や確認が終わった後であれば、うさぎさんにも余裕がうまれますので、その時に大好きな飼い主さんへ意識が向くようになるともいえると思います。決して嫌われてしまったということなどではなく、飼い主さんが行動を起こす時のタイミングが違っているだけのことなのではないかと思います。行動をよく観察していただくことで、うさぎさんの個性や行動パターンなども見えてくることだと思います。そのうさぎさんの個性や行動に合わせながら、対応していただくとよいのだと思います。ルールは飼い主さんが決めてあげられることではありますが、見せる行動にはうさぎさんごとの個性がありますので、その個性も受け入れつつ、お互いがよりよい関係で過ごすことができる環境を考えていただくとよいのだと思います。