特定の人に対してみせるという行為ですので、うさぎさんにとっては何らかの理由があるからといえることなのだと思います。こういった場合はライバル的な意識があると考えられ、自分の優位性を示していると解釈できる部分があると思います。また、単純に足に対して思うところがあり、目の前を通るものの足に興奮し威嚇するということも考えられることだと思います。理由が見つかるならば、そのことを取り除いてあげることで、見られる行動にも変化が起きることだと思います。ただ、今回の場合は特定の場面ということもありますので、そうできない環境作りを取り入れていただくことで様子を見ていただけることでもあると思います。見られる行動には、そうできる状況にあるからといえることでもありますし、うさぎさんにとってストレスとなる部分があるならば、それを取り除いてあげることは重要なことなのだと思います。高校生の息子さんは、うさぎさんの部屋んぽ中は立って近寄らないことや、ケージから放してあげる時には専用の遊び場を作ってあげることなどで、観察していただけると思います。始めは理由があって見せていた行動でも、それが繰り返されることで習慣化してしまう習性があるうさぎですので、そうならないうちに手を打っていただくことも必要だと思います。