しゃっくりのような症状と歯ぎしり
お世話になります。7歳になる女の子を飼っていて気になることがあったので質問をさせてもらいます。丁度このメールの送信時刻の10分程前に一分間と半分程、しゃっくり(のような、小刻みに体を震わせる、痙攣?)をしながら「キュッキュッ」と鳴きながら激しい歯ぎしり程をしていました。これは何かの病気の症状なのでしょうか?今までも歯ぎしりは激しくはなかったですが、しゃっくり(のようなもの)は1分程のものを数回してきました。そのたびに気になって病院に行くのですがいまいち明確な原因は分からずで様子見という形になっています。食欲はありますが、固い茎は食べず、柔らかい物を好んで食べています。最近パスチャ―チモシーソフトを与えています。おやつは毎日夜中の12時頃(ケージから出て遊んだ後)にウサギ用乾燥フルーツを1個。たまに夕方に1個を半分に割ったものをあげています。(今後あげる量は毎日ではなく減らそうかと考えています)糞は形も大きさも不揃い気味で量は普通です。元気はケージ外にいる時は2時間あるうち20分ちょっと運動して後はころんでいて、ケージ内にいる時は丸まって(うずくまって)いる時が多いです。歯は鼻を刺激しているとかでクシャミをよくしています。(鼻薬でおさえている)固い茎は残すことが多くて歯は伸びがちなので医者に数か月ごとに切ってもらっています。歯ぎしりは(ケージ外にいる時でも)丸まって(うずくまって)いる際に毎日数回しています。(気持ちの良い時の歯ぎしりとは違う)今回のしゃっくり(のようなもの)はいつものものとは違っていたので何かの病気ではないかと心配しています。個人的に調べてみて、
・ストレス(でしゃっくりはするのでしょうか)
・てんかん
・呼吸困難(しゃっくり=呼吸困難?)
・呼吸器系疾患
・腹痛
・エンセファリトゾーン
辺りが怪しいのかなと思いました。この症状で思い当たる病名が何かあれば教えてもらいたいです。よろしくお願いします。(一部中略)
年齢も高齢の仲間入りをしていることもありますので、うさぎさんの変化には慎重に対応していただくことが重要だと思います。体調の変化が急変する場合もありますが、そうではなくこれまでとの違いを緩やかに見せる子もいますので、そういった変化を見逃さないでいられるようよく観察していただいて、適切な対応をしていただくことがとても大事なのです。しゃっくりは、横隔膜のある動物には起きうる症状です。うさぎもこの横隔膜をもっていますので、しゃっくり自体は見られても不思議ではありません。ただし、しゃっくりと思っていたものがほかの症状だったということもあるようですし、また長くその症状が続く時には、獣医師にしっかり診ていただくことが必要です。今回の場合には、かかりつけの獣医師に診ていただいている中で、要観察ということであるようです。ただ、歯ぎしりの症状があることと、糞も不揃いだという状況がありますので、適切な判断も必要なのだと思います。飼い主さんが観察して機嫌がよい時に見せる状況と違うと感じていらっしゃいますし、うずくまっているということからも、痛い、辛いということを感じているのではないかと捉えられるようです。また、気温も低くなってきていますので、暖をとることができているのかということも見直していただくことも大事なことだと思います。不安な状況があるわけですから、より詳しく検査などをしていただくことや、歯のトラブルが進行していないかなど、この不安を明らかにしていただくことが必要なのではないでしょうか。様々な病気の疑いが考えらえることなのだと思いますが、実際のうさぎさんを診ていただくことでわかることでもあります。病気の疑いをひとつずつ取り除くことができるよう、かかりつけの獣医師と一緒に探っていただくことが一番なのです。
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