ペレットを食べなくなった
9歳3ヶ月のネザーランドドワーフ(オス)についてです。5日前に食欲不振を起こし、その翌日は少しずつ牧草を口にするようになりました。しかし、これまで1日20gほど食べていたペレット(3種類を混ぜて与えています)をまったく食べなくなり、不正咬合かもしれないと思い病院に連れて行きました。麻酔下で奥歯を診てもらったのですが異常はないとのことで、胃腸の動きをよくする注射をしてもらって帰宅しました。元気はあり、牧草を食べてくれるので便の状態も良いのですが、ペレットは相変わらず食べません。栄養不足が心配なのでアルファルファを少々混ぜて与えています。質問なのですが、栄養を補充する目的で大人うさぎにアルファルファを与える場合、何gほどまでなら適量と言えるのでしょうか?また、ペレットを食べなくなる原因として何が考えられますか?よろしくお願いいたします。
牧草は食べてくれるようではありますが、ペレットを食べなくなったということですので、ご心配でいらっしゃることなのだと思います。歯に問題がないということですのでこの点については一安心ですね。ペレットは一種類だけではなく複数を与えていらっしゃいますので、うさぎさんにとっても選んで食べられる状況もあるようです。ペレットのほぐれやすさなどは、それぞれのペレットに違いはありますか?高齢になってきていますので、歯根の負担にならない食べやすいペレットという観点(柔らかいということではなくほぐれやすいということ)で、ペレット選びをしていただくこともよいことだと思います。ウーリー社のブルームシリーズはお勧めのペレットですので、こちらもぜひご検討いただきたいと思います。そして、アルファルファ牧草については、大人うさぎにも与えていただける牧草です。この時、それぞれのうさぎさんの状態に応じて、与える量を制限していただくことが必要になるのです。例えば取り込むカルシウム量が制限されているということや、結石が出来やすい、体重が増えやすいなどのことがあれば、より与える量を管理していただくことになります。それぞれのうさぎさんによって適量にも違いがありますので、かかりつけの獣医師にご確認していただくことがよいでしょう。ペレットを食べなくなる原因として考えられることとしては、歯や歯にまつわるトラブルが多いことだと思います。またペレットの食べる量が減るなどは、うさぎさんの体調不良の始めのサインでもあることでしょう。お腹の調子がよくない、どこかが痛いなど様々な可能性を考えていただけることだと思います。気候の変化もある時期ですので、ちょっとした環境の変化などでも食欲に違いを見せることもあります。また、年齢によることでも食事の取り方に変化があることもあります。年齢にあったペレット(食事)であるかという点も見直していただくことも大切なのだと思います。与えるペレットについて、こちらも獣医師にも相談されるとよいと思います。うさぎさんを実際に診ていただいている方のアドバイスほど的確なものはありませんからね。
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