斜頸の症状について
生後3か月のネザーランドドワーフのココア♀と暮らしています。お迎えして2週間で斜頸になってしまいました。獣医さんからはほぼエンセファリトゾーンが原因だろうということで抗生物質、消炎剤、フェンベンダゾールを通院で投与してもらっています。(検査はありませんでした)食欲はびっくりするぐらいあります。現在発病から3週間経ちますが、斜頸の角度は45°ほどでローリング・眼振の症状があり、良くなることはありません。また、移動がとてもストレスになるようで、バッグに入れた瞬間から移動の間はいつも硬直したり、横になってハァハァと息使いが荒くなったり、ローリングしたりします。通院の回数を減らすため獣医さんにお願いして家での抗生物質の投薬も開始しました。他の病院にもかかってみましたが、高い検査をされただけで、検査結果もあいまいでこの病気の知識もあまりないように思いました。福岡の北九州に住んでいますが、うさぎを専門に診てくださる獣医さんがいないのでこの方法でいいのかも分からずに手探りな状態です。獣医さんから斜頸が残るかもしれないと言われことと、ネットなどで調べても長期かかるとのことなど心配の種はつきません。この状態を私自身悲しまずにだいぶ受け入れることが出来るようになりましたが、ご飯を食べにくそうな姿などを見ると早く良くなってほしいと願います。今後この治療で良いのでしょうか。他に遠くの専門病院を探してでも診せたりする方が良いのでしょうか。
斜頚の症状が見られる時、その原因には大きく分けると、脳、脊髄以外の神経が侵されている場合(末梢性)と、脳の中枢機能が侵される場合(中枢性)のふたつがあります。末梢性の斜頚の原因として多いものには、パスツレラ菌による内耳炎が考えられます。中枢性の斜頚を起こす病気としてあげられるのが、エンセファリトゾーン症となります。(書籍 よくわかるウサギの健康と病気参照)今回の場合はエンセファリトゾーン症の疑いがあるということで、治療を開始されているようです。ですが、その際に検査がなく治療を開始されたようでもありますので、この点は慎重に判断していただくことも重要なのだと思います。エンセファリトゾーンによる中枢性の症状なのか、他の原因でおこる抹消性症状であるのか、いずれの場合でも、その原因の症状にあった早期の投薬で、よい結果が見られるともいえることなのです。 早急な対応であったようですから、薬が合っていれば症状が改善されてくることなのだと思います。ただしこの結果についても、個体差があるといえることです。一週間程で症状の改善が見られる場合もあれば、4~6ヶ月程かかる場合もあるようです。治療については、途中で止めてしまうということのないように、獣医師と共にしっかり取り組んでいただくことも重要です。今回のうさぎさんの場合は、3週間という時間を経てきていますが、まだよい結果が見られていない状況といえるようです。他の病院でも検査を受けているということがありますので、根本的な原因の追求はなされているともいえるのかもしれません。抹消性の疑いがないということであれば、このまま治療を続けることや、薬の変更など状況に応じて対応していくことになるのだと思います。食欲があるということは、とても心強いことです。斜頚の症状があることで、食欲に変化をもたらしてしまうこともありますが、その心配を拭ってくれているのですからね。食べるということは毎日を過ごすためにはとても重要な行為ですので、より食べやすい環境、飲みやすい環境を考えて、その環境を整えていただきたいと思います。また、今後の治療についても、どうしていけるのか、このままの治療でよいのかという不安なども、担当の獣医師にご相談されることが一番です。通院のストレスを軽減できるように往診を行ってくれている先生ですので、飼い主さんの不安についても一緒に考えていただけるのではないでしょうか。他のよりうさぎに強い獣医師に診ていただくということもひとつの判断ですが、通院がうさぎさんの大きなストレスとなる場合には、慎重に対応していただくことが必要になってくるのだと思います。
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