８歳さんということですので、体の変化なども見られやすい年齢ともいえるのかもしれません。高齢の仲間入りともいえる年齢ですので、体調の変化を見逃さずにいられるようよく観察していただくことが大切なのだと思います。お腹の調子がよくなかったことではありますが、適切な判断を取っていただいたことから回復へ向かったようです。ただ、歯のトラブルが見つかったことで、また心配な点も増えてきているようです。歯の処置を行う時、どういった状況であったのかということもうさぎさんの体調の回復への違いが見られてくることもあると思います。臼歯（奥歯）などの不正咬合であれば、場合によっては麻酔などを用いて対処する場合もありますので、うさぎさんにとっても大きな環境の変化を体験したことになるでしょう。また口の中に炎症があるという場合でも、食欲がなくなってしまうことだと思います。不正咬合の場合には、定期的な処置も必要になってきますので、なるべくストレスのかからない状況を作ることができないかということを、獣医師ともご相談いただくことになると思います。治療のストレスで一時的に食欲が落ちているのか、それとも別の理由があるのかということを見極めていただく必要があると思いますので、まだ状況が戻らないという場合には、臆することなく再度獣医師にご連絡していただきたいと思います。