子宮腺癌について
2歳8か月のロップイヤーの女の子の件でご相談させて下さい。ついこの間、卵巣子宮摘出の避妊手術を受けました。その際に子宮にしこりが見つかり病理検査の結果、子宮腺癌だとわかりました。初期の段階でしたので血尿もありませんでした。ただ水をたくさん飲むので、調べてもらったところ糖尿病でもなく、レントゲンもエコーでも血液検査でも異常がありませんでした。ただ、獣医さんは「乳頭が赤くなっているのが気になる」と言われていました。病気予防のために避妊手術をお願いしたので、開腹して癌が見つかるとは思っていなかったのでショックでした。獣医さんは転移の心配はしなくて良いと言われましたが、正直心配でなりません。乳頭の赤いのも、摘出したから今後は心配ないし、多飲も徐々に減っていくと言って下さいました。定期的に健康診断に連れて行こうと思っていますが、今後はどのようなことに気をつけたら良いですか?他の臓器に転移の疑いが生じた時はどのような症状が出ますか?やはり血尿がそのサインになるのでしょうか?。肥満は癌の発症の確率も増えるのでしょうか?。癌予防のお勧めのサプリなどありましたら教えて下さい。今回は偶然に見つかってとてもラッキーだったと思っています。お忙しいことと存じますが、ご回答をよろしくお願いします。
早急の判断がよい結果を招いたようでなによりでしたね。子宮腺癌は、最初のうちは症状も目に見えません。次第に血尿や分泌物など目に見える症状がサインとして表れます。また乳頭が赤くなったり乳腺が張ったりすることも、主な症状のひとつといわれています。開腹したことで明らかになったことではありますが、適切な判断であったと心から喜ぶことができることなのだと思います。転移については、実際診てくださっている担当の獣医師から、心配ないというお話があるようですから、あまり心配されないことが大事なことだと思います。飼い主さんの不安などはうさぎさんにもしっかり伝わりますので、あまり深刻にならずに、飼い主さんのストレスとならないようにすることも大切なのです。お考えのように定期的な診断を欠かさないということでよいのだと思います。病状が進行していた場合には、血流やリンパの流れに沿って転移します。リンパ節や肝臓、そして肺などにも転移する傾向があるようですので、発症して時間が経っている場合には、胸部のレントゲン検査も行うようです。転移が見られた場合、うさぎさんの元気や食欲がなくなるなどの症状が見られることと思います。また攻撃的な行動が見られるようになったり、肺に転移した場合ならば、呼吸困難などの呼吸器に症状がでると考えられています。(書籍 よくわかるウサギの健康と病気 参照)今回の場合には早期発見、早期摘出ができたことですので、心配が少ないといえるのでしょう。食生活を含めた規則正しい生活を与えること、ストレスのない環境を与えることなど、うさぎと暮らすための基本を改めて考えていただくことでよいのだと思います。年齢を重ねてきていますので、免疫力を高めるという点でサプリメントを取り入れていただくことがよいのだと思います。健康を維持できる食事内容に、こういった足りなくなってくるものを補うという環境を与えていただきたいと思います。サプリメントについても、主治医の獣医師とご相談されながら、選んでいただくことがよいと思います。うさぎさんを直接診てくださっている方の声が一番のアドバイスということにもなるのですからね。うさぎさんの変化を見逃さずに手術に望んだことで、今回の結果が見られたことです。偶然ともいえるような状況なのかもしれませんが、そうではなかったともいえるのだと思います。
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