くしゃみの症状が見られているということですので、深刻な状態ではあると思います。くしゃみというと、私たち人間の場合ならば風邪かな？と軽く考えてしまうことだと思いますが、うさぎさんの場合にはそうはいきません。普段見られなかったくしゃみの症状が見られているということは、うさぎさんにこれまでとは違う変化が起きているというサインです。感染症の疑いがあるともいえるのだと思います。感染症が原因であった場合、複数のうさぎと暮らしているという時には、他のうさぎと接触させないようにしていただくことも必要です。同室での飼育も避けていただくことのほうが望ましいことでもあります。ですからこのくしゃみの状況が、何が原因であるのかということを探る必要がありますので、すぐにでもきちんと調べていただくことが必要のようです。このくしゃみの原因を明らかにするには、獣医師に診ていただく必要があります。かかりつけの獣医師に早急にご相談していただきたいと思います。早期治療を行うことでよい結果に繋がることでもあるのですからね。動物はしゃべってくれませんから、今がどういう状態なのかということを、飼い主さんが様子を見て受けとめていただかなくてはいけません。そしてそのサインを見逃さずに的確な対応をしていただくことが重要なのです。５歳という年齢も、うさぎさんにとっての厄年として捉えられる時期でもあります。体調の変化が見られやすいこともありますので、このまま様子を見るということではなく、原因をしっかり追求していただくことが必要のようです。そして、食べ物を口にする度にくしゃみが出るという状況ですから、うさぎさんにとってもとても辛い状況なのだと思います。牧草やペレットなどであれば粉っぽさやホコリなどが原因でくしゃみが出ている可能性もありますが、ドライフルーツなどでも同様ということですので、食べるための動作自体を見せることで、くしゃみが出ていると推測できますから、このままほおっておくことができない状況だと思います。食べることができなければ栄養も取り込むことができませんし、体調や体重にも変化が見られるようになると推測できます。元気に走り回るという状況も見られなくなっているようですので、うさぎさんが普段とは違って体調に変化があるともいえるのではないでしょうか。この点からも獣医師に診ていただきたい状況です。どうぞなるべく早急に、獣医師にご相談いただきたいと思います。そして、うさぎさんが自分の体を舐めながらその動作が止まるという様子ですが、舐めるという行為を始めることで、その行為に没頭してしまうということがあるのだとは思います。舐める行動が連鎖のように続いてしまうことは推測できることです。大抵こういった場合には、舐め続けるという動作が見られるのですが、今回のうさぎさんの場合にはそうではないようです。この行動が見られ、声を掛けた時のうさぎさんの表情はどんな感じですか？もし気持ちよさそうに休んでいたような表情があるならば、この行為や体勢で過ごすことがこのうさぎさんにとって過ごしやすいといえることなのだと思います。行動だけではなく、その前後のうさぎさんの行動や表情なども読み取っていただくことで、うさぎさんの行動の意味がわかると思います。それから、ケージやトイレを齧ってしまうことで、歯のトラブルや誤飲などが予測できることではないでしょうか。かじり木を与えていても、それを齧らないならば、意味を果たしていないということでもあります。ケージの齧る部分にかじり木を固定していただくことや、専用のフェンスやすのこなどをケージに取り付けていただくことがよいのです。齧っても問題のない環境に整えていただくことが重要なのですからね。そしてプラスチック製のトイレなどで、齧って食べてしまっているような状況がないかということは、確認していただくことが必要です。もしそういった状況がある場合には、齧ることができない陶器製のトイレなどをご検討いただくことも必要なのだと思います。