カイセンダニという寄生虫による皮膚のトラブルが見られているということですので、担当の獣医師のアドバイス通りの対処を続けていただくことが重要なのだと思います。寄生虫の治療の場合、その寄生虫のライフサイクルがポイントにもなってくるようです。卵から成虫になるまで数週間という期間がありますので、このサイクルを絶つには、ある程度の時間も必要になってくるのだと思います。また、今回の投与で効果がない場合もあるということでもありますので、処方された薬の投与を終えた時、その状態がどうかということを改めて獣医師に判断していただくことが必要なのだと思います。効果が見られているのか、または違う薬を考える必要があるのかどうかを、判断していただくことが必要なのだと思います。「パウケアクリーム」や「キチンクリーム」は、炎症や雑菌などをおさえ、皮膚の調子を整えてくれるものです。皮膚のトラブルによい効果を見せてくれるものですが、寄生虫の駆除に繋がる効果ではなく、皮膚の状態を整えてくれるものです。ですから、寄生虫の駆除を行っている時点でこれらを使ってよいかということも、担当の獣医師にご相談されるほうがよいと思います。フケの症状がダニによるものと明確でありますので、それにあった対処を取ることで改善されるのですからね。そして、複数のうさぎさんと暮らしているという場合や、他のうさぎさんとの接触があるような場合には、この病気を移す可能性がありますので、接触させずにすむような環境を考えていただくことが必要です。