うさぎさんに咳こんでいるような症状が見られているということですので、充分に観察していただくことは必要です。獣医師がおっしゃるように、鼻水など目に見える症状が見られるならば、スナッフルなどの診断をされることなのだと思いますが、咳やくしゃみをその場で見ることもなかなかできないでしょうから、そのうさぎさんがどういった状態にあるのかを探ることは、とても難しいことなのかもしれません。ただ、やはり一緒に過ごしている飼い主さんです。ちゃんとうさぎさんがどうしているのかを観察されていらっしゃいます。そのことから見えてくることもあるようですよ。牧草を食べる時に見られるということですので、この牧草が原因となっていないかということを考えていただくとよいのだと思います。牧草についている牧草の粉や埃、チリなどが、うさぎさんの鼻や呼吸器に悪さをしている可能性が考えられます。牧草を与える前に、これらをしっかり落としてから与えてみるということができると思います。鼻水などの症状がないかということもひき続き観察していただきながら、それでもまだ咳やくしゃみがでるかということを探っていただけることだと思います。遠い病院への通院は、確かにストレスとなってしまうことではあるでしょう。ただ、症状がよくならない、悪化してきたという場合には、通院のストレスよりも、原因を明らかにして早期治療を施していただくことが重要なのだと思います。咳やくしゃみの症状は、鼻で呼吸をするうさぎにとってとても苦しいことですからね。状況判断を間違うことのないように、注意深く対応していただきたいと思います。