パスツレラ感染症と診断され治療中だが斜頸の様な症状も見られた
7ヶ月になるネザーランドドワーフ(多分オス)なんですが、現在パスツレラ感染症と診断され抗生剤と整腸剤を1日2回服用させています。獣医さんからは「まだ若く免疫力も弱いので完治には2~3ヶ月かかるといわれています。たしかにくしゃみの回数は徐々に減ってきて、元気になりつつあるのですが(投与約1週間)今日斜頸の様な症状をみせました。しばらくダッコしていると治まったのですがその時痙攣を伴っていた様な気がします。19日に獣医さんの予約はあるんですが心配で・・・。食事は強制給餌と自力で固形のペレットや野菜、牧草を少しずつですが食べています。うさぎを飼うのは初めてなので不安です。教えて下さい。お願いします。(一部中略)
お返事が遅くなってしまいましたが、うさぎさんの様子はいかがでしょうか。パスツレラ感染症という診断で通院中ということでもあるようですが、新たにまた違う症状が見られたということで、とても不安なお気持ちでいらっしゃることと存じます。斜頸のような症状が見られたということと、痙攣も疑えるような様子でもあったということですので、うさぎさんの体調に変化が起きていることには違いないのだと思います。斜頚を起こす原因には大きく分けると、脳、脊髄以外の神経が侵されている場合(末梢性)と、脳の中枢機能が侵される場合(中枢性)のふたつがあります。末梢性の斜頚の原因として多いものには、パスツレラ菌による内耳炎が考えられるといえるようです。中枢性の斜頚を起こす病気としてあげられるのがエンセファリトゾーン症となるのです。(書籍 よくわかるウサギの健康と病気参照)パスツレラ感染症での治療中ということでもありますので、このことが原因で見られた症状であるのかということを、きちんとお調べいただくことが必要だと思います。お答えまでお時間がかかってしまったため、ご予約の受診をすでにお受けだとは思いますが、今一度どういった症状がどのように見られたのか、しっかりご報告されることが大切です。うさぎさんも食欲を見せて頑張っているようですので、水分補給も含めて、大変だと思いますが、しっかり取り込んでもらえるよう、手を貸してあげてください。このうさぎさんにとってどう対応していくことが必要か、食事の与え方などや飼育環境なども、直接診ていただいている獣医師からのアドバイスをいただくこともとても大事なことだと思います。
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