うさぎさんの性別を判断するには、その生殖器を確認することになると思います。うさぎの生殖器は、小さな時には男の子と女の子の大きな違いがなく、とても分かりづらいものです。これは、ある程度大きくなってから性別の変化（性器の変化）が起きるからといえるようです。ですから、性の判別にたけている繁殖家ではない判断の場合、後から性別が違っていたという事が起こりうる事もあるようです。性成熟を向える年齢（生後６ヶ月程度）になると、オスの場合には、生殖器の両脇にそれぞれひとつずつ睾丸（陰嚢）が見えるようになります。生殖器付近の毛に覆われて見えにくいという場合もありますが、大抵の場合はすぐ見つけられる状態にあるといえますので、こちらをご確認いただくと間違いないでしょう。また、飼育書には、性別の見分け方などが図や写真などで紹介されているものもありますので、そちらも参考にしていただくとよいと思います。また、体の大きさは、成長段階でその大きさが決まるというよりは、持って生まれた個性ともいえるように、はじめから決まっているともいえるのかもしれません。親やその前の代から受け継がれていることが多いのです。ただ、成長時の体重などから考えられることでは、生後４～５ヶ月頃の体重を目安として、ペレット量を換算するケースもありますので、この頃の体格や体重をひとつの目安にしていただくこともできるのかもしれません。骨格や肉付きでその子ごとの適正体重というものがある程度わかります。獣医師や専門店で見ていただくことで、その目安がわかることかと思いますので、一度見ていただくとよいのかもしれませんね。