歯根にトラブルがある際の食事について
食事について教えていただけたらと思います。ネザーの2歳の雄を飼っているのですが、今年の5月に突然食欲がなくなりました。検査したところ歯根に腫瘍があることがわかりましたが、負担が大きくなるので手術はしないほうが良いと言われ、不正咬合をチェックする・膿を押し出すなどの対処療法しかないとのことでした。腫瘍がみつかってからの食事なのですが、牧草は全く食べなくなり(以前はよく食べていました)、ペレットも水でふやかさないと食べません。野菜も生草もあまり食べなくなりました。牧草と野菜はいろいろ試していこうと思いますが、ペレットに疑問があります。腫瘍の関係でかたいのが嫌なのかとも思ったのですが、おやつのチモシースティック(固い)みたいなのはガリガリ食べます。例えばなのですが、固いものが食べれるのに、ふやかしペレットがお気に召し、それを食べたいが故に通常のペレットを拒否する・・・なんてことはうさぎさんであるのでしょうか。因みに他に試したペレットもふやかさないかぎり食べません。毎回少しずつ試して、毎回撃沈で泣きそうになりながらお世話しているので、もしアドバイスいただけると大変うれしいです。
歯にトラブルが起きてしまい、取り込む食事の内容に変化がでてしまうことは、よくあることではあります。ペレットの場合、それを噛み砕き臼歯ですりつぶしながら取り込むことになります。歯にトラブルがあるうさぎさんにとって、ペレットが堅い場合には、それに比例するように歯に負担がかかることにもなってしまうことでしょう。うさぎさんに充分な栄養を取り込んでもらうには、ペレットを見直したり、柔らかくふやかして与えていただくことにはなってきます。ご質問の、堅いものでも食べられるけれど、食べやすい方を選んでしまっているという可能性ですが、確かに楽な方を選んでいるということも考えられそうです。もしくは、基本的に堅いものはイヤだけれど、大好物は我慢してでも食べたいという解釈もできるのかもしれません。ふやかしたペレットでも、ちゃんと食べてくれるという食欲があることは、とても心強いことだと思います。もちろん、ふやかすことなく食べてくれるようになってくれればもっとよいですが、食欲を見せているということをプラスと考えていただくことも大切なのかもしれません。様々なペレットを試していらっしゃるようですが、「シニアブルーム」もお試しいただけましたでしょうか?このペレットは簡単にほぐれるタイプのペレットですので、うさぎさんも興味を示してくれるかもしれません。ふやかしたペレットの上などにふりかけるように、まずは口に入れてもらうことを目指して、与えてみていただくとよいのかもしれません。ふやかす場合も、水分を少なくしてみたりなどと、きっと工夫されていらっしゃることでしょうが、それでもダメだという時には、無理せずに他の方法を考えていただくことでもよいのかもしれませんね。牧草や生の葉野菜なども、諦めずにチャレンジしていただくことや、牧草も「純 うさぎのペレット牧草」を試してみていただきたいと思います。ふやかしたペレットは、痛みやすいものにもなりますので、与える際にその都度新しいものを準備していただくことが必要です。まだまだ暑い日々が続きますので、環境も充分に注意しながら、かかりつけの獣医師ともご相談していただいて、よりよい環境を与えてあげられるようによく観察していただきたいと思います。
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